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Shure、XLR+USB-Cになったダイナミックマイク「MV7+」。約46200円
2024年4月10日 08:00
Shure(シュア)は、ダイナミックマイク「MV7+ ポッドキャストマイクロホン」を4月10日に発売した。カラーはブラック、ホワイトの2色。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は46,200円前後。デスクトップスタンドが付属する「MV7+ ポッドキャストキット」(店頭予想価格49,500円前後)も用意する。
なお、ホワイトモデルとMV7+ ポッドキャストキットは6月発売。
既発「MV7」の進化版モデルとなっており、USB端子がUSB-Cに変更されたほか、XLR端子も備えた。単一指向性。進化点として5つの新機能を備えている。
DSPテクノロジーに基づいて、室内の環境ノイズを低減する「リアルタイム・デノイザー」を搭載。マイクのボイスアイソレーション・テクノロジーにより、レコーディングに適さない環境でも優れた音質を確保する。
DSP処理対応のポップフィルター「Digital Popper Stopper」により、耳障りな破裂音を除去。外付けのポップフィルターを付ける必要がなくなり、シンプルなセットアップでカメラ撮影の邪魔にならないという。
オートレベルモードは強化され、距離、音量、空間検知に基づいてマイクゲインを調整することで、最適な音声レベルが得られるようになった。調整可能なゲイン幅は0〜+36dBまで。
リバーブ機能も搭載。プレート、ホール、スタジオの3種類を備え、音楽のレコーディングに深みと豊かさを加えた。
マルチカラーLEDタッチパネルを装備。1,680万色から選択してオーディオレベルメーターとして使用したり、目を引くパルス効果をオンにしたりできる。また、LEDパネルをタップするとすぐにミュートできる。
デスクトップアプリ「MOTIV Mix」を利用することで、MV7+に内蔵されたDSP機能(オートレベルモード、デジタルポップフィルター(Digital Popper Stopper)、リアルタイム・デノイザー、トーンスライダー、リバーブ設定、コンプレッサー、リミッター、ハイパスフィルター)が設定できる。
アプリには、複数の入力と録音機能が新たに追加され、ミキシング、レコーディング、編集機能面でユーザーのワークフローをサポート。MOTIVアプリの全体を通してより多くのコントロールが可能になった。
ヘッドフォン出力として、3.5mmステレオミニ端子も備える。周波数特性は50Hz〜16kHz。XLR接続時の感度は-55dBV/Pa(1.78mV)。USB接続時の感度は33dB FS/Pa。USBの最大SPLは128dB SPL。重量は573.5g。