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Netflix新作アニメ情報。音楽・久石譲の「リヴァイアサン」や100年後の東京が舞台「Tokyo Override」
2024年6月7日 18:19
Netflixは6月7日、アメリカ・ロサンゼルスのTudum Theaterで、新作アニメラインナップ発表イベント「Next on Netflix: アニメーション」を開催した。このなかで、音楽を久石譲が手掛ける巨編「リヴァイアサン」や、2126年の東京が舞台となる「Tokyo Override」の制作、劇場版「美少女戦士セーラームーン Cosmos」の世界配信などが発表された。
「リヴァイアサン」は、オリジナルソングを久石譲が手掛け、「宝石の国」「BEASTARS」 「TRIGUN STAMPEDE」で知られるオレンジがアニメーション制作、「エデン」のクリストフ・フェレラ監督、ジャスティン・リーチがプロデューサーを務めるNetflixシリーズで、2025年に世界独占配信される。ティザーアートと場面写真も公開された。
1914年、開戦前夜。生物工学飛行船リヴァイアサンで逃亡中のとある王子と男装の少女が邂逅する。その出会いは歴史を変える。
Netflixシリーズ「Tokyo Override」は、AIが暮らしに溶け込み、都市生活の全てが自動化された100年後の東京を舞台に、表向きは“理想的な社会”であるはずの街に潜む巨悪の存在を、はみ出しものの主人公たちが暴いていくSFアニメーション作品。2024年に世界独占配信される。こちらも場面写真が公開されている。
孤独なティーンエイジャー・ハッカーが、唯一の友人からの頼まれ事をきっかけに、この世界では絶滅寸前のオートバイを乗りこなすはみ出し者グループと出会う。彼らはある死亡事故の調査を通じ、ユートピアと思われたこの街の衝撃の裏側を目撃することになる……。
シルヴェスター・スタローン製作シリーズ「アルティメット・ビーストマスター」でプロデューサーを務める等、国内外で活躍する新進気鋭のストーリーテラー・深田祐輔と、ハリウッドのメジャースタジオでの経験と自国タイの感性を先進的なアニメーションに昇華するヴィーラパトラ・ジナナヴィンが共同監督を務める。
ヤマハ発動機および本田技研工業の協力の元、実在するモデルとオリジナルデザインのオートバイがイマーシブオーディオで構築された未来世界を轟音を上げながら疾走する、ポップ&ノワールなバイク・アクション SF エンターテインメントとのこと。
「美少女戦士セーラームーン」シリーズの最新作である劇場版「美少女戦士セーラームーン Cosmos」は前編・後編ともに8月22日からNetflixで世界配信。月野うさぎたちは束の間の平和を取り戻し、普通の女子高生として生活を送っていた。その矢先、うさぎの恋人・地場衛がアメリカへ留学することに。見送りの空港で、うさぎは衛から婚約指輪を渡される。
ふたりが未来を誓った直後、衛は何者かの手によってうさぎの目の前で消滅させられてしまう。現実を受け止めきれないうさぎたちの前に、突如セーラーギャラクシア率いるシャドウ・ギャラクティカ、そしてセーラースターライツが現れる。
セーラースターライツが敵か味方かわからないまま、セーラー戦士たちは圧倒的な強さを持つセーラーギャラクシアに、力の源“セーラー・クリスタル”を奪われ、次々と消されていく。絶望的な状況の中、うさぎはセーラー戦士としてセーラーギャラクシアへ最後の戦いを挑む。ふたたび自分の愛する人たちに出会えることを信じて―。自らに課せられた使命と葛藤しながらも立ち向かっていく、セーラー戦士たちの最後の物語が始まる。
そのほか、イベントではスタジオポノック最新作「屋根裏のラジャー」の7月5日からの世界独占配信や英語吹き替え版の制作とキャスト発表、6月14日世界独占配信のウルトラマンの長編CGアニメ映画「Ultraman: Rising」の新場面写真なども発表。
さらに言わずと知れたSFアクション映画の金字塔「ターミネーター」シリーズ初のアニメーション作品であり、Production I.Gが手掛ける「Terminator Zero(原題)」(8月29日独占配信)、「ゴーストバスターズ」をベースにしたシリーズ「Ghostbusters(仮題)」(近日独占配信)、ザック・スナイダー監督が古代北欧神話を新たに描き出すシリーズ「トワイライト・オブ・ザ・ゴッズ ~神々の黄昏~」(24年秋独占配信)、大ヒット「トゥームレイダー」のTVゲーム版リブート3部作の、その後から始まるシリーズ「トゥームレイダー: レジェンド・オブ・ララ・クロフト」(10月10日独占配信)など、圧巻の作品ラインナップも紹介された。