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64 Audio、プロレベルでモニタリングできるユニバーサルIEM「Aspire 4」

Aspire 4

ミックスウェーブは、64 AudioブランドのユニバーサルIEM「Aspire 4」を6月28日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は154,800円前後。

ミュージシャンやライブミュージックのプロが、そのパフォーマンスをモニタリングするために、特別に設計したというプロ向けユニバーサルIEM。「IEMが初めての人、メインIEMのバックアップが必要な人、カスタムIEMではなくユニバーサルフィットを好む人など、いかなる用途でもクラス最高のサウンドと人間工学に基づいたフィットを提供する」としている。

中域×2基、高域×1基のバランスドアーマチュア(BA)ドライバーと、低域用にダイナミックドライバーを搭載した、4ドライバーのハイブリッド型構成。

ライブミュージックを最重要視するチューニング基準において、高精度で妥協のないスタジオモニターと、ミュージシャンが自身の音をより効果的に聴けるような輪郭のあるサウンドのモニターの中間を目指して開発。

可聴帯域の中で、最もシビアな周波数を素早く簡単に再生できる強力な低域。楽器や声の最も重要な領域で、明瞭で正確に表現する中域。トップエンドには煌めきを持たせることで、「ライブモニターに必要なパワフルなサウンドシグネチャーを正確さと音楽性を完璧にブレンドしている」とのこと。

同ブランドの特許技術「apex core」を採用。従来のapexでは、空気圧の相互作用を利用して作動させていたが、この技術では、イヤフォン本体にシームレスに結合され、音響フィルターを通して制御している。

apex core

専用設計の音響ガイドを高域用BAドライバーに結合。この形状と実装方法が独特なウェーブガイドにより、エネルギーを方向付けて集中させることでドライバー効率を高め、鮮明でクリアなサウンドを実現するという。

音響ガイド

非線形インピーダンスを補正する特許回路「LID(Linear Impedance Design)」を採用。アンプの出力インピーダンスが変化すると、抵抗値の増加に応じて、デバイス全体の周波数特性が変化するが、LIDはアンプとの相互作用を適切にすることで、IEMの持つサウンドを維持。様々な使用環境でも安定した信頼性の高いサウンドを実現する。

LID(Linear Impedance Design)

周波数特性は20Hz〜18kHz。インピーダンスは11Ω@1kHz。感度は104dB@1kHz@1mW。イヤフォン側端子はIPX。付属ケーブルのプラグは3.5mmステレオミニ。キャリングケース、イヤーピース(シリコン、フォーム)、6.3mmステレオ標準アダプタなどが付属する。

付属品