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FOCAL、ミドルクラススピーカの改良進化版「ARIA EVO X」
2024年7月25日 10:00
ラックスマンは、FOCALブランドのミドルクラススピーカー「ARIA EVO X」シリーズ3モデルを、9月下旬に発売する。価格は3ウェイ・バスレフ型のフロアスタンド型「Aria Evo X N゜2」が550,000円/ペア、2ウェイ・バスレフ型のブックシェルフ型「Aria Evo X N゜1」が275,000円/ペア、2ウェイ・バスレフ型のセンタースピーカー「Aria Evo X Center」が165,000円。仕上げはブラックハイグロス(BHG)とプライムウォールナット(PW)。
ブックシェルフ型スピーカーの専用スタンド「Aria Evo X N゜1 Stand」も88,000円/ペアで用意する。カラーはブラック(B)のみ。
約10年にわたり、FOCALのミドルクラススピーカーとして、多くのユーザーから高い評価を受けたARIAシリーズの改良進化版。中低域は、フランス国内産の亜麻を使用した天然素材のFLAXをグラスファイバーでサンドイッチした独自のFLAXコーンにより、軽さと強度、ダンピング性能に優れたユニットを採用することで、ダイナミックで力感あふれる自然な音色を実現したという。
ミッドウーファーには高層建築の耐震技術を応用したTMD(Tuned Mass Damper)を採用。エッジ部のサスペンション効果を高め、中域のリニアリティ向上と歪の低減を図っている。
高域は、アルミとマグネシウムの合金による独自のM字型インバーテッド・ドームユニットを進化させた最新のTAM(Tweeter Aluminum/magnesium M shaped)ツイーターを搭載。帯域の拡大と優れたインパルス応答性能により、正確で歪みの少ない サウンドを実現した。
エンクロージャーは、レザー調の模様を施したブラックのバッフルを共通とし、サイドカラーに光沢仕上げのブラックハイグロスと天然木突板仕上げのプライムウォールナットの2種類を用意する。
Aria Evo X N゜2のユニット構成は、25mm Al/Mg インバーテッド・ドームTAMツイーターと、16.5cm Flax TMDミッドウーファー、16.5cm Flaxウーファー×2。再生周波数帯域は45Hz～30kHz(±3dB)、低域再生能力は37Hz (-6dB)、出力音圧レベルは91.5dB、定格インピーダンスは8Ω、クロスオーバー周波数は290Hz/2,400Hz。推奨パワーアンプ出力は40～250W。
外形寸法は29.4×37.1×103.5cm(幅×奥行き×高さ)、重さは25kg/1台。
Aria Evo X N゜1のユニット構成は、25mm Al/Mg インバーテッド・ドームTAMツイーターと16.5cm Flax TMDミッドウーファー。再生周波数帯域は55Hz～30kHz (±3dB)、低域再生能力は47Hz(-6dB)、出力音圧レベルは89.5dB、定格インピーダンスは8Ω、クロスオーバー周波数は2,800Hz、推奨パワーアンプ出力は25～120W。
外形寸法は22.5×28×39cm (同上)、重さは8.5kg/1台。専用スタンド「Aria Evo X N゜1 Stand」の全高は60.3cm、フットプリントは273×345mm(幅×奥行き)、重さは6.3kg/1台。
Aria Evo X Centerのユニット構成は、25mm Al/Mg インバーテッド・ドームTAMツイーターと、16.5cm Flax TMDミッドウーファー×2。再生周波数帯域は57Hz～30kHz(±3dB)、低域再生能力は50Hz (-6dB)、出力音圧レベルは91dB、定格インピーダンスは8Ω、クロスオーバー周波数は2,800Hz、推奨パワーアンプ出力は40～200W。
外形寸法は53.3×24.5×20cm(同上)、重さは10.5kg。
これら3モデルのうち、Aria Evo X Centerを除くモデルは、7月26日～28日に開催される「2024東京インターナショナルオーディオショウ」で展示。Aria Evo X N゜2は試聴プログラムにも組み込まれる。