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FOCAL、新スピーカーシリーズ「THEVA」。ブックシェルフでペア約12万円から

ブックシェルフ「THEVA N°1」ダークオーク

ラックスマンは、FOCALブランドの新スピーカー「THEVA」(テイバ)を2月下旬に発売する。価格はブックシェルフ「N°1」がペア121,000円、トールボーイ型「N°2」がペア242,000円、センターの「Center」が1台77,000円。N°1用スタンドはペア44,000円、センター用スタンドは1台22,000円。

エンクロージャーの仕上げは、ブラック、ダークオーク、ライトオーク。

ブックシェルフ「THEVA N°1」ブラック
ブックシェルフ「THEVA N°1」ライトオーク

「VESTIA」シリーズの下位グレードで、昨年生産完了となったCHORAシリーズの後継。VESTIAと共にFOCALホーム用ハイファイスピーカーシリーズのスタンダードクラスに位置づけられている。

いずれのモデルも、25mmのツイーターユニットに、ARIAシリーズに採用され好評を博した独自のインバーテッド・ドームTNFツィーターを採用。軽く剛性の高いアルミニウムと、ダンピングに優れるマグネシウムの特徴を併せ持つAl/Mg合金を使っており、「なめらかで繊細な表現力を獲得した」とのこと。

中低域には、カーボンファイバーにサーモプラスチックポリマーを含侵成形した複合材による高性能振動板「スレートファイバー・コーン」を搭載。軽さや強度、ダンピングなどにおける理想的な特性により、力強く歪感の少ない豊かなサウンドを実現したという。

トールボーイの「THEVA N°2」ダークオーク

ユニット構成は、ブックシェルフのN°1が25mmツイーターと、16.5cmスレートファイバー・ミッドウーファーの2ウェイ。トールボーイのN°2は、25mmツイーターと、13cmスレートファイバー・ミッドウーファー×1、13cmスレートファイバー・ウーファー×2の3ウェイ。

センターは25mmツイーターと、16.5cmスレートファイバー・ミッドウーファー×2の2ウェイとなる。

「THEVA Center」ブラックを、スタンドと組み合わせたところ
ブックシェルフ「THEVA N°1」用スタンドも用意している
  • ブックシェルフ「N°1」
    周波数特性 58Hz~28kHz (±3dB)
    低域再生能力 49Hz (-6dB)
    出力音圧レベル 89.0dB
    定格インピーダンス 8Ω
    最小インピーダンス 4.6Ω
    クロスオーバー周波数 3,000Hz
    推奨パワーアンプ出力 25~100W 全高 55cm
    外形寸法(W×D×H) 21.2×26×39.2cm
    質量 7kg / 1台
  • トールボーイ「N°2」
    周波数特性 53Hz~28kHz (±3dB)
    低域再生能力 44Hz (-6dB)
    出力音圧レベル 90.0dB
    定格インピーダンス 8Ω
    最小インピーダンス 2.9Ω
    クロスオーバー周波数 280Hz / 2,900Hz
    推奨パワーアンプ出力 40~200W
    外形寸法(W×D×H) 19.1×35.2×93.1cm
    質量 17kg / 1台
  • センター「Center」
    周波数特性 59Hz~28kHz (±3dB)
    低域再生能力 51Hz (-6dB)
    出力音圧レベル 91.0dB
    定格インピーダンス 8Ω
    最小インピーダンス 3.8Ω
    クロスオーバー周波数 2,100Hz
    推奨パワーアンプ出力 40~200W
    外形寸法(W×D×H) 53×26×21.2cm
    質量 10kg / 1台