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ambie、簡単装着でマルチポイント対応“耳をふさがない”イヤカフ型TWS「AM-TW02」
2024年9月26日 13:05
ambieは、耳をふさがない“ながら聴き”完全ワイヤレスイヤフォンの新作「sound earcuffs AM-TW02」を10月17日に発売する。価格は17,000円。予約受付は9月27日10時から開始する。カラーはGreen×Indigo、Flamingo×Beige、White×White、Black×Blackの4色展開。
これに加え、BEAMSとのコラボモデルも「AM-TW02BXC」として18,000円で発売する。2,017年にブランド初のコラボで話題となったクレイジーカラーをオマージュしたポップなカラーリングとなっている。
前モデルのAM-TW01は、発売から3年を経過した現在も好調な販売をキープしている。新モデルは、アクセサリー感覚で身につけるイヤカフ型デザインは変更せず、より多くの人に使いやすくするために装着性が大きく進化している。
具体的には、耳を挟むブリッジ部分を軟質素材と形状記憶ワイヤーに変更。片手でも装着できるほど、より簡単に装着できるようになった。
さらに、マルチポイント接続に対応。パソコンとスマートフォンなど、2台の機器に同時接続できる。急速充電も可能になり、5分の充電で1時間の再生が可能。イヤフォン単体での再生時間は約6時間、ケース充電することで24時間使用可能。ケース内蔵のバッテリーは増量されている。
なお、搭載しているドライバーなど、オーディオ周りは従来モデルと変更はない。
本体のカラーリングも、新色2色を追加し、4色展開となる。さらに、前モデルと共通のアクセサリーとなるが、20色の着せ替えソックスでカラーアレンジも楽しめる。
Bluetooth 5.3に準拠。コーデックはSBC、AACに対応する。イヤフォン部分はIPX5の防水性能を持つ。充電ケースの充電端子はUSB-C。
「日常生活を彩るものがambie」
ambieの三原良太代表取締役は、ambieの利点として、スポーツ中に装着した場合は「周囲の音が聞こえる安心感、走りながら自分の足音がこもらない」、家庭の中では「子供が鳴いてもその声に気がつく状態で、音楽も楽しめる」、リモートワークでは「通話をしながら家族に呼びかけられても気がつける」といったシーンを紹介。
さらに、“ながら聴き”にこだわったイヤフォン開発をしている理由も説明。音楽配信が一般化し、気分やシーンに合わせ、プレイリストで音楽を楽しむスタイルが主流となり、コンテンツに没入して聴く形から、音楽を環境BGMとして楽しむスタイルへと変化していると指摘した上で、「これまでのオーディオ機器は、コンテンツの情報量を100%ユーザーに届けることが大事とされていたが、“ユーザーの日常生活が大事”という考え方で、日常生活を彩るものがambie。そこが他社との差別化ポイントになっている」と説明した。
ゲストとして、デザインを担当したソニーグループ クリエイティブセンターの犬飼裕美氏も登壇。新モデルで豊富になったカラーバリエーションが生まれるまでの経緯を説明した。
犬飼氏は、従来からあるホワイトとブラックに追加した新しい2色について、「充電ケースとイヤフォンの両方がピンク、両方がグリーンという案も考えた。しかし、ソックスで豊富なカラーへの着せ替えも可能な製品なので、ケースまでそうした色にすると、ソックスでカスタマイズしたイヤフォンとの色合わせが難しくなる」のが問題点だったという。
そこで、ファッションの定番になっているカラーを充電ケースに取り入れる事に。ベージュのパンツやデニムといった、ボトムスで定番のカラーを充電ケースに採用。「どんなファッションとも合わせやすい色になった」という。
さらに、ランニングインフルエンサーの三津屋貴也氏もゲストとして登壇。AM-TW02をランニングで実際に使った感想として、「新しい感覚の製品。今までのイヤフォンは音楽を聴くか、日常か、のどちらかだったが、AM-TW02はその合間にあるような製品。スポーツ用イヤフォンとしては、ケーブルがある製品などもあるが、そうした製品は日常で使うとケーブル部分が目立ってしまう事もある。AM-TW02はスポーツで使えるだけでなく、いつでも使えるところが魅力」と語った。