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ASUS、世界初の折りたたみ式17型有機ELモニターを参考展示

世界初を謳う、17型のポータブル有機ELモニター「ASUS ZenScreen Fold OLED MQ17QH」

ASUS JAPANは8日、2024年秋冬新商品を含むディスプレイ関連製品の内覧会を開催。CES2024で発表して話題を集めた、世界初の折りたたみ式17型有機ELモニター「ASUS ZenScreen Fold OLED MQ17QH」を参考展示した。日本での発売日・価格は現在調整中だが、おおよそ30万円超を見込んでいるという。

ASUSの2画面PC「Zenbook Duo」(左)と組み合わせた場合

ASUS ZenScreen Fold OLED MQ17QHは、17型/2,560×1,920解像度(画素ピッチ0.137mm)の有機ELパネルを採用した、折りたたみ式のモバイルモニター。USB-C、もしくはミニHDMI経由の映像信号を17型の画面に表示できる。折りたたむことで12.5型のサイズになるため、一般的なPCバックやビジネスカバンにも収納可能。1.17㎏の軽量性も実現している。タッチ機能は非対応。

画面を折りたたむヒンジ機構には、最新のウォータードロップ型(水滴型)を採用。画面の折り目やしわが目立ちにくいため、高解像な映像をスムーズかつ広い画面で楽しむことができる。また画面を折りたたんだ際の隙間も、最小限に抑えているという。

ヒンジ機構には、最新のウォータードロップ型(水滴型)を採用
折りたたんだ状態。右側にUSB Type-C、ミニHDMI、イヤフォンジャックが確認できる
折りたたむことで12.5型のサイズになる

背面には、縦置き・横置き可能なキックスタンドを搭載。設置状態に応じて、縦横の画面が自動で回転する機能も備えている。

縦置き時
ブラウザを上下に2つ展開した場合

モニター性能としては、100万:1の高いコントラストとDCI-P3カバー率100%を実現。視野角は160度で、輝度は標準時350cd/m2、HDR時500cd/m2。リフレッシュレートは最大60Hzで、応答速度は0.2ms(GTG)。表面部は光沢仕様。HDR性能を示す、VESA DisplayHDR True Black 500認定もクリアしている。

インターフェースは、DP Alt Mode対応のUSB Type-C×2、ミニHDMI×1のほか、イヤフォンジャックを用意。バッテリーは非搭載で、USB-Cポートから電力を供給する。外形寸法は、36.82×28.68×0.97cm。