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パナソニック、Fire TV搭載の4K有機ELビエラに77型

「TV-77Z93A」

パナソニックは、「高輝度有機ELパネル」を採用したFire TV搭載の4K有機ELビエラとして、77型の「TV-77Z93A」を11月22日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は84万円前後。

高画質・高音質のコンテンツを気軽に楽しめる環境が整い、家庭でも大画面で迫力ある映像とサウンドで楽しみたいというニーズが高まっていることを受け、大型化するテレビ市場にFire TV搭載モデルを投入することで、ユーザーのニーズに応えるとしている。

2024年モデルのビエラ「Z95A」や「W95A」などと同様に、OSにFire TVを採用しているため、Amazon Prime VideoやNetflix、YouTubeといった動画配信サービス、Spotifyなどの音楽ストリーミングアプリ、ゲームなどをテレビ単体で楽しめる。

有機ELパネルは階調表現を引き出す独自のパネル制御技術に加え、生産工程に独自の調整工程を追加した「Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイNEO」で、「暗部表現のわずかな乱れも低減させ、プロフェッショナルクオリティの階調表現を実現した」という。

処理性能を高めた「新世代AI高画質エンジン」も搭載。その名のとおり、AI技術を用いた高画質エンジンで、従来からの高精細、広色域、高コントラスト処理の技術に磨きをかけており「ビエラ史上最高の映像体験を堪能いただける」という。4K/144p入力にも対応。

サウンド面では、多数のスピーカーユニットを線上に並べたラインアレイスピーカーと、音を天井に反射させて高さ方向の表現を可能にするイネーブルドスピーカー、横方向の音の広がりを実現するワイドスピーカーを組み合わせた「360立体音響サウンドシステム+」を採用する。

スピーカー構成はラインアレイ×1セット、イネーブルド×2、ワイド×2、ウーファー×1。最大出力は170Wで、Dolby Atmosにも対応する。

チューナーは、BS4K・110度CS4Kチューナー×2、地上/BS・110度CSチューナー×3を搭載。別売のHDDを接続すれば録画機能も利用でき、4K 2番組同時録画、2番組同時裏録などが利用できる。

HDMI入力は4系統で、すべて4K入力に対応。HDMI 2はeARC/ARCをサポートする。そのほかUSB×3、光デジタル出力×1、LAN端子×1、イヤフォン出力なども備える。

スタンドは地震に強く倒れにくい「転倒防止スタンド」を採用。消費電力は760W、年間消費電力量は269kWh/年。スタンドを含めた外形寸法と重さは、1,723×350×1,079mm(幅×奥行き×高さ)/約52kg。