ソニーPCL、3Dと4K映像の制作ソリューションを強化


208iQ Pable 3D/4K対応編集室

5月20日発表


 ソニーピーシーエル株式会社(ソニーPCL)は20日、3Dや4K映像制作に対する映像制作ソリューションを強化すると発表した。

 デジタルシネマや大型展示映像などの3Dや4Kコンテンツ制作に向けたもので、新たにRED Digital Cinema社のデジタルカメラ「RED ONE 4K」と3D撮影用Rigなどの3D/4K撮影システムを導入する。3D Rigの導入で、3D撮影の映像表現を広げることが可能となるという。

編集についても、Quantelの「iQ Pablo 4K NEO」による3D/4K対応編集室「208iQPablo 3D/4K対応編集室」を6月5日より運用開始。120インチスクリーンと偏光フィルター方式による3Dプロジェクションシステムを設置するほか、4K液晶モニターの導入も予定している。加えて、デジタルシネマスタジオ「CineLaPista」にはXpanD 3D 方式を採用した3D試写環境を導入した。プロジェクタはクリスティの3D対応2K DLPプロジェクタ「CP200MR」。

上が4Kデジタルシネマ用、下が3D用プロジェクタ「CP2000MR」3D撮影用Rigも導入

(2009年 5月 20日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]