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タモリ×山中伸弥が“命の神秘”に迫る、NHKスペシャル「人体III」4月27日から放送
2025年4月10日 11:31
NHKは、NHKスペシャルの大型シリーズ「人体III」を4月27日から放送する。タモリとノーベル賞科学者・山中伸弥のW司会が4年ぶりに再集結。「命とは何か」をテーマに、最新科学が解き明かした命のメカニズムを、驚きの実写と超高精細CGで映像化する。シリーズは全4回。放送スケジュールは以下の通り。各放送から1週間はNHKプラスで見逃し配信も実施する。
- 第1集 命の源 細胞内ワンダーランド 4月27日午後9時~9時49分
- 第2集 細胞40兆 限りあるから命は輝く 5月11日午後9時~9時49分
- 第3集 命のつながり 細胞40億年の旅 5月25日午後9時~9時49分
- 第4集 果てしなき命の探求 6月8日午後9時~9時49分
二人が出演する「シリーズ人体」は、2017~2018年放送のNHKスペシャル「人体~神秘の巨大ネットワーク~」(全8回)にはじまり、関連番組を含めて15本を制作してきたシリーズ。
新シリーズが挑むテーマは「命とは何か」。最新科学で明らかになってきた“命の本質”にわかりやすく迫る。
今回注目するのは「細胞」。体を作るおよそ40兆個もの細胞の中には、これまでのイメージをくつがえす不思議な世界が広がっていた。命の部品となるさまざまな物質が、まるで生きているかのように動き回り、互いに連携することで、命は営まれている。命のない部品が集まり、命が生まれるという神秘。ファンタジーのようだが、まぎれもない科学的事実。
最新の顕微鏡映像と超高精細CGも活用。ミクロの細胞内を動き回り、生命活動のすべてを支えてくれている“細胞内キャラクター”たちの姿を、第一線の研究者の監修のもとに可視化。これまでのシリーズをはるかに上回るクオリティーになっているという。
スタジオゲストも見どころの1つ。第1シリーズでは、俳優の石原さとみと金メダリスト・北島康介が出演したが、今回もスタジオゲストを予定。今後アナウンスされる。
Q:4年ぶりのシリーズ「人体」どんな気持ちでのぞみましたか?
「人体」はずいぶん前からやっていますが、新しいシリーズになるたびに技術が進歩してCGも内容もガラッと変わるんですよ。今回も、どのくらいCGが進歩したのか、どんな新しい学説が出てくるのかを、楽しみにしていました。
Q:実際に新シリーズのCG・内容をご覧になっての感想は?
われわれの細胞の中で起きていることを描いたCGには本当に驚きました。まさに奇跡の連続ですよね。「命なきもの」によって、われわれは生かされていることを見せられて、哲学的になります。番組の回を追うごとに、「科学はここまで来ているのか」と思います。
Q:新シリーズの見どころは?視聴者の皆さんにメッセージを
今回は、命そのものですから、真剣になりますよね。何も考えないで生きてるっていうのは、どうなのかって。
でも、壮大な命の話を聞いて、いろいろわかってくると私自身、気楽になったところもあるんですよ。「そんな悩むこともないな」と。皆さんもきっといろいろ考えるんじゃないでしょうか。命に対する考え方が変わると思います。
Q:4年ぶりのシリーズ「人体」どんな気持ちでのぞみましたか?
またタモリさんとご一緒できて本当にうれしかったです。前回シリーズまでは「人体」の中にどんどん踏み込んでいきましたが、今回は命について考えて行くシリーズで、さらにスケールアップしていると思います。
Q:実際に新シリーズのCG・内容をご覧になっての感想は?
前回シリーズの臓器や遺伝子のCGは、医学部生が見ても驚くような内容でしたが、今回はそれを超えています。一般の方がご覧になっても、より楽しんでもらえるものだと思いました。「次元が違う」、という感じがします。
Q:新シリーズの見どころは?視聴者の皆さんにメッセージを。
タモリさんとご一緒させていただいて、私なりに必死でやっていますので、それをぜひ見ていただきたいと思います。今回は、命とは何かという深い内容で、結論ありきでやるものでもない。どういうメッセージを伝えるのか?このシリーズの中でも、第1集から2集、3集と回を重ねるごとに、だんだん内容が深くなっていきます。