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ホーンでテレビの音を聴き取りやすくするバー型スピーカー、一般販売開始

GRAND SPEAKER GS-SP1

ドウシシャは、テレビの音を聴き取りやすくするスピーカーとして、ホーンスピーカーを搭載した「GRAND SPEAKER GS-SP1」の一般販売を開始した。直販価格は39,600円。

以前クラウドファンディングを行なっていたモデルの一般販売するもの。音が進行方向に減衰せず遠くまで伝わる38mm径フルレンジのホーンスピーカー、中低音域を再生する50mm径フルレンジウーファー、バスレフポートを組み合わせたバー型スピーカーとなっている。

ホーンスピーカーとウーファーのハイブリッド構造を採用したことで、同社製42型テレビの内蔵スピーカーと比較して、約3m離れた場所での音圧が1.5~1.7倍になり、高齢者を含めて誰でも聴き取りやすいスピーカーになっている。

音声モードを合計5種類搭載し、付属リモコンからワンタッチで切り替え可能。高齢者が聴き取りやすいモードとしては、人の声の周波数200Hz~600Hzを強調する「ノーマルモード」と、高齢者が聴き取りにくくなっている部分をさらに強調する「はっきりくっきりモード」を搭載。

家族全員が満足できるモードとして、アナウンサーの声やドラマのセリフなどが明瞭になる「ニュースモード」、音楽番組を臨場感と迫力あるサウンドで楽しめる「音楽モード」、迫力ある低音域と直進性の高い高音域を大きくし、壁の反射も利用した臨場感あるサウンドを再現する「映画モード」を利用できる。

スピーカー部分は手動で左右に稼働させることが可能。ニュースやドラマを観ているときは視聴している人にスピーカーを向けて音をまっすぐ届けられ、映画や音楽を楽しんでいる場合は、大きく広げることでよりステレオ感やチャンネルセパレーションが明確になるという。

アンプ出力はホーンスピーカー5W+5W、ウーファー5W+5Wの総合20W。入力端子は3.5mmステレオミニで、付属ケーブルでテレビのイヤフォン端子に接続するだけで使用できる。消費電力は20W。外形寸法は約410×142.5×69mm(幅×奥行き×高さ)、重さは1.1kg。