BSデジタル受信機普及台数が5千万台突破。NHK発表

-地デジは147万台増の4,817万台。PC含めると4,957万台


4月3日発表

 日本放送協会(NHK)は3日、2009年3月末におけるデジタル放送受信機の普及状況(速報値)を発表した。

 地上デジタル放送受信機の普及台数は2月から約147万台増加の約4,817万台となり、JEITAが発表した地デジチューナ内蔵PC(約140万台/2月末の数値)を合わせると4,957万台に達したという。BSデジタル放送受信機は約144万台増加の約5,010万台。なお、地上/BSデジタル受信機ともに、単月の普及台数でみると2008年12月、2007年12月、2006年12月に次いで、過去4番目の高実績となっている。

 地上デジタル受信機の内訳は、チューナ内蔵PDP/液晶テレビが約2,999万台(約98万台増)、地上デジタルチューナ単体(チューナ内蔵録画機も含む)が約1,066万台(約32万台増)、チューナ内蔵ブラウン管テレビが約72万台で、ケーブルテレビ用STBが約680万台(約17万台増)。

 BSデジタル受信機は3月末の速報値で5千万台を突破。内訳は、チューナ内蔵PDP/液晶テレビが約3,013万台(約96万台増)、BSデジタルチューナ単体(録画機も含む)が約1,131万台(約31万台増)、チューナ内蔵ブラウン管テレビが約186万台、ケーブルテレビ用STBが約680万台(約17万台増)。また、ケーブルテレビでアナログ変換して視聴しているのは約135万世帯となっている。


(2009年 4月 6日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]