インターネット、SSW Lite 7とVOCALOID2のセット

-限定で約24,990円。がくっぽいど等4つから選択


Singer SongWriter Lite 7 VOCALOID2 PACK

 インターネットは、DTMソフト「Singer Song Writer Lite 7」と、ボーカル作成ソフト「VOCALOID2」をセットにしたスペシャルパッケージ「Singer SongWriter Lite 7 VOCALOID2 PACK」を4月20日に発売する。数量限定となっており、価格はオープンプライス。店頭予想価格は24,990円前後。

 「Singer Song Writer Lite 7」と同梱される「VOCALOID2」は、「がくっぽいど」、「メグッポイド」、「Lily」、「ガチャッポイド」の4つの中から選択可能。プログラムとしては4つ全てを同梱しており、その中から1つをアクティベーションし、使い続けるシステムになっている。そのため、4つ全てをインストールし、歌声を試した後でどれをアクティベーションするか決める事ができる。

 なお、「Singer Song Writer Lite 7」単品の価格は15,750円。VOCALOID2は実売15,750円~18,900円程度で販売されているため、合計すると3万円を超える。今回の数量限定セットは実売24,990円前後であるため、単品購入するよりも5,000円以上低価格になっている。

 「Singer Song Writer Lite 7」は、オーディオ&MIDIを統合した音楽作成・楽譜作成・楽器練習支援ソフト。鼻歌でメロディを入力できる「シングtoスコア」機能を備えるほか、マウスやキーボード演奏での入力にも対応。メロディのコード進行を指定し、収録するアレンジデータから伴奏を作成する事ができ、ACID対応のオーディオループ素材やMIDIフレーズ素材、コード進行素材をブロックのように組み合わせて作成できる。

 最大で8トラックまでのオーディオ録音やオーディオデータの読み込み(配置)が可能。作成したカラオケやマイナスワンのデータにあわせて、ボーカルやコーラス、ギターなど生演奏のレコーディングやVOCALOIDシリーズなどのボーカル音源で作成したオーディオデータ(WAV、MP3、WMA)やACIDファイルも配置できる。

 Singer Song Writer専用Roland VSCとアナログシンセLinPlug Alpha3を同梱。VSTi(インストゥルメント)や、VSTプラグインエフェクトにも対応。ReWire(ホスト)にも対応し、VOCALOID2など他のインストゥルメントと連携する事もできる。ほかにも、ASIO非対応のオーディオインターフェースでASIOレベルの低レイテンシを実現するドライバも同梱。ASIO非対応のオーディオインターフェースでも、外部MIDIキーボードやシーケンス演奏時の遅延を抑えることができる。

 「VOCALOID2 がくっぽいど」は、GACKTの声をベースに制作したもの。「メグッポイド」は歌手としても活躍している声優・中島愛の声を、「Lily」は、音楽グループ「m.o.v.e」のボーカリスト・yuriの声がベース。「ガチャッポイド」は、ガチャピンの声をベースにしたユニークなソフトとなっている。


(2011年 4月 13日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]