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ソニー「360 Reality Audio」がBandLabアプリに今夏導入。立体音響コンテンツ制作可能に
2025年4月30日 18:30
ソニーとBandLab Technologiesは、音楽制作に関する戦略的なパートナーシップを締結。BandLabアプリに、立体的な音場に没入できる「360 Reality Audio」を今夏導入する。ユーザーが手持ちのヘッドフォン/イヤフォンで立体音響コンテンツを体験し、さらに制作することも可能になる。
また、将来的には、BandLabアプリ内にソニーとBandLabの共同ブランドのハブを導入。音楽制作のための新たなツールや学習プログラムなどを利用できるようになるという。
ソニーがオーディオ領域で培った技術と、1億人以上のユーザーを抱える音楽制作プラットフォームであるBandLabがコラボレーション。「最先端の技術を用いた音楽制作の環境をクリエイターに届ける。音楽制作における障壁を下げ、すべてのクリエイターが自身の音楽を創造して、世界を舞台につながり、共有できる基盤を築いていく」としている。
このパートナーシップは、音楽制作に必要な技術や機会をすべての人に提供するという共通のコミットメントに基づいています。ソニーとのコラボレーションにより、両社の強みを結集し、クリエイターの活動をすべての段階にわたって支援したいと考えています。私たちがめざすのは、クリエイターの現在の活動を支援することにとどまらず、挑戦と成長を後押しするサポートを通じ、創造の可能性を無限に広げることです。
ソニーは長年にわたり、良質な音楽体験を創出することに注力しています。このパートナーシップを通じて、そのような音楽体験をあらゆる音楽クリエイターに幅広く届けることができると期待しています。ソニーのオーディオ領域で培った技術をBandLabのエコシステムに統合することで、立体音響コンテンツ制作の裾野を広げるだけでなく、プロシューマー市場との繋がりを強化し、音楽の制作と体験を向上します。これらを活用し、クリエイターの創造性のさらなる発展に貢献できることを楽しみにしています。