アイ・オー、地デジネットダビング用ソフトを単品販売

-TV内蔵HDDからPCドライブでBD書出し。6,980円


「DTCP-IP Disc Recorder」をインストールしたPCを介して、BDドライブから書き出す
 アイ・オー・データ機器は、テレビやレコーダで録画したデジタル放送の番組を、DTCP-IP経由で、PCのBlu-ray/DVDドライブから書き出せるようにするネットワークダビングソフト「DDR(ESD)」を7月6日に発売した。直販サイトアイオープラザでのダウンロード販売となっており、価格は6,980円。

 同社はネットワークダビング対応の光学ドライブとして、BDドライブ「BRD-U8DM」(23,205円)、DVDドライブ「DVR-U24DM」(12,075円)を既に発売しているが、そのドライブに付属しているダビング専用アプリ「DTCP-IP Disc Recorder」を単品発売するもの。「DDR」はDTCP-IP Disc Recorderの略となる。

 単品発売されるソフトを、対応ドライブ(後述)を接続したPCにインストールすることで、録画対応液晶テレビや、同社のレコーダ「RECBOX」などで録画したデジタル放送の番組を、LANを介してBD/DVDメディアに書き出せる。RECBOXに録画したスカパー! HDのハイビジョン番組のダビングにも対応するほか、ひかりTVチューナ「IS1050」内蔵HDDに録画した番組の書き出しも可能。

 対応ドライブとしてアナウンスされているのはアイ・オー・データ製のドライブで、下表の通り。

ポータブルBDBRP-US6、BRP-UP6、BRP-U6、BRP-U6X
外付型BD

BRD-UH8、BRD-UH8S、BRD-3DU8、BRD-UH8LE
BRD-U8S、BRD-UT12

内蔵型BDBRD-SH8B、BRD-SH08LEB、BRD-SH12B、BRD-3DS12
ポータブルDVDDVRP-U8SLE、DVRP-U8SLEBK、DVRP-U8E、DVRP-U8EK
DVRP-UN8X3、DVRP-UN8X3BK、DVRP-U8C、DVRP-U8CBL
DVRP-U8CBR、DVRP-U8CK、DVRP-U8CR
外付型DVD

DVR-UN20E、DVR-UN20GL、DVR-U20E、DVR-UN24GS、
DVR-U24E、DVR-UN24GE、DVR-U24EV

内蔵型DVDDVR-S7200LE、DVR-SN20GL、DVR-SN24GS、DVR-SN24GSB
DVR-S7240LE、DVR-S7240LEB、DVR-SN24GE、DVR-S7260LE
DVR-S7260LEB

 ダビング元として対応しているのは、東芝の液晶テレビREGZAの「ZG1」、「Z1」、「F1」、「RE1」、「HE1」、「ZX9500/9000」、「ZS1」、「R1」、「Z9000」、「Z8000」、「ZH8000」、「ZX8000」、「Z7000」、「ZH7000」、「ZV500」、「ZH500」。日立のWooo「ZP05」、「XP05」。HDDレコーダのRECBOX「HVL-AVシリーズ」、「HVL-AVR」、LAN DISK AVシリーズの「HVL1-Gシリーズ」、「HVL4-Gシリーズ」。チューナ内蔵レコーダではひかりTV対応の「IS1050」、「HVT-BCT300S」となる。


(2011年 7月 6日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]