オーテク、切削アルミハウジングの重低音ヘッドフォン
-SOLD BASS上位機「ATH-WS99」など
ATH-WS99 |
オーディオテクニカは、低音を重視した「SOLID BASS」シリーズのポータブルヘッドフォン新モデルとして53mmドライバ搭載の「ATH-WS99」と40mmドライバの「ATH-WS77」を10月19日より発売する。価格はATH-WS99が25,200円、ATH-WS77が12,600円。
■ ATH-WS99
ATH-WS99 |
精密切削アルミニウムハウジングの内側に新構造のダブルエアチャンバーを設け、空気のダンピング効果を高め、低域を拡張。専用設計で、SOLID BASSシリーズ最大口径となる53mmドライバを搭載し、深みとキレのある低域表現や、輪郭の美しい中高域を実現したという。
ハウジングは密閉型で、折りたたみも可能。出力音圧レベルは102dB/mW、再生周波数帯域は8Hz~25kHz。最大入力は1,000mW。インピーダンスは37Ω。ヘッドバンドは無段階調整タイプ。ケーブルは両出しの0.4mで、スマートフォンでの通話や操作、音量調整が可能なマイク付き延長ケーブルも付属する。入力端子はステレオミニの金メッキ仕上げ。ケーブルを除いた重量は250g。
■ ATH-WS77
ATH-WS77 |
専用設計の40mmドライバを搭載した密閉型ヘッドフォン。高剛性なアルミニウム筐体内部にハウジングケースを設け、そこに2重構造の空気室を配置。ATH-WS99とは同名称ながらATH-WS77独自の「ダブルエアチャンバー」を採用し、締りのある帯域再生を実現する。ハウジングにドライバを直接マウントし、不要振動を抑制している。
ハウジングは密閉型で、イヤパッドは低音を逃さない高密閉性のものを採用。出力音圧レベルは100dB/mW、再生周波数帯域は10Hz~25kHz。最大入力は1,000mW。インピーダンスは47Ω。ヘッドバンドは無段階調整タイプ。ケーブルは両出しの1.2mで、入力端子はステレオミニの金メッキ仕上げ。ケーブルを除いた重量は175g。
(2012年 9月 24日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]