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完実、beatsの「studio」と「tour」をリニューアル

tourはウイングチップ付きに。urbeatsの新色も

「New beats studio」のブラック

 完実電気は、beats by dr.dreの新製品として、ヘッドフォンの「New beats studio」(BT OV STUDIO V2)、カナル型(耳栓型)イヤフォン「New beats tour」(BT IN TOUR V2)を9月26日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「New beats studio」が31,500円、「New beats tour」が15,800円。

 さらに、カナル型イヤフォン「beats urbeats」に新色のピンク(BT IN URBTS2 PNK)を9月26日に追加。価格はオープンで、店頭予想価格は10,800円前後。

New beats studio

 従来モデルと比べ、軽量ながら耐久性を向上させた柔軟な素材を採用。曲線フォルムを維持するためのネジを全て隠す設計を採用するなど、デザインも変更。人間工学に基づいて様々な頭の形にフィットできる機構も搭載した。さらに、「音質に対する姿勢を改めた」という新モデル。カラーはブラック、ホワイト、レッドの3色。

「New beats studio」のホワイト
「New beats studio」のレッド
ハウジングは折りたたみ可能

 密閉型のダイナミック型で、ノイズキャンセリング機能の「ANC」(アダプティヴ・ノイズ・キャンセリング)を搭載。バッテリも内蔵しており、20時間の連続再生が可能。充電はUSB経由で行ない、ハウジング底部のLEDで電池残量が確認できる。重量は約270g。

 ケーブルは着脱可能で、抜き差しでヘッドフォンの電源がON/OFFになる。ケーブルを抜いて電源をONにすると、ANC機能が最大に働くようになっており、音楽を再生せず、騒音の無い環境だけが欲しい時にも活用できる。

 音質面では、独自に開発したDSP「Beats Acoustic Engine」(BAE)を採用。「これこそがBeatsサウンドと言える音質を実現した」という。ハウジングは折りたたみ可能。

 ケーブルはマイク付きリモコンを備えたものと、ストレートなケーブルの2種類を同梱。長さはどちらも1.3m。キャリングケースや充電用USBケーブル、抗菌クリーニングクロス、電源アダプタ、カラビナなどを同梱する。

New beats tour

 ダイナミック型ユニット採用のイヤフォン。デザインを変更したほか、フィット感を高めるために、イヤーピースに加え、ウイングチップを新たに採用。イヤーピースは4サイズ、ウイングチップは3サイズを同梱しており、これを組み合わせる事で、ユーザーごとに装着感や遮音性を高められるとする。さらに、ダブルフランジのイヤーピースも同梱する。

New beats tour
ウイングチップも採用した

 音質も改良されており、「あらゆるジャンルの音を隔てなく再生できる。大音量でも歪むことはない」としている。

 重さは16g。ケーブルは1.3mのフラットタイプ。スマートフォンに対応したマイク付きリモコンもケーブルに備えている。

urbeatsの新色、ピンク

urbeatsのピンク

 発売中のカナル型イヤフォン「urbeats」に新色のピンクを追加。アーティストのニッキー・ミナージュのシグネチャー・モデルと位置付けられており、ケーブルもピンク。カラー以外の仕様は同じ。

 ダイナミックの密閉型イヤフォン。独自開発したドライバにより、深みのある低域、クリアな中域、透明感のある高域を実現するという。

 ハウジングはシングル・ビレット・メタルハウジングを採用。振動ノイズを排除し、キレのあるサウンドを再現するという。

 ケーブルの長さは約1.2m。ケーブルの途中にマイク付きリモコンを装備。重量は約15g。イヤーピースは通常タイプを3サイズ、ダブルフランジ×1サイズ。キャリングケース、イヤーチップ専用ケース、シャツクリップも同梱する。

(山崎健太郎)