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beyerdynamic、新テスラ技術の小型ヘッドフォン「T 51 p」

カールケーブルのモニター用「DT 1350 CC」も

T 51 p

 ティアックは、独beyerdynamicのテスラドライバ搭載ポータブルヘッドフォン「T 51 p」を3月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は34,650円前後。

 また、既発売のテスラドライバ搭載モニターヘッドフォン「DT 1350」をカールケーブルに変更したモデル「DT 1350 CC」も3月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は36,750円前後。

T 51 p

装着例

 2010年に発売した「T 50 p」の後継機種となる密閉/オンイヤー型のポータブルヘッドフォン。低歪率/高能率で、深い低域レスポンスやクリアな中高域などを特徴とする新開発の32Ωテスラドライバを搭載。小音量時でも全域にわたってクリアで力強いサウンドを可能にするという。

 ハウジングは密閉型。イヤーパッドにはソフトシンセティックレザーと低反発クッションを採用し、装着感と遮音性を向上。シルクタッチケーブルの採用によりタッチノイズを軽減した。イヤーカップやヘッドバンドはメタルパーツを使用。ハウジングを前後90度に回転し、平らにして収納できる。

 周波数特性は10Hz~23kHz、感度は111dB、インピーダンスは32Ω、歪み率は0.2%未満。ヘッドバンド側圧は約2.5N。ケーブルは両出し/ストレートで、長さは1.2m。プラグはステレオミニ。ケーブルを除く重量は174g。標準プラグ変換アダプタやキャリングケース、航空機用変換プラグなどを同梱する。

側面
ハウジング部を平らにして持ち運べる

DT 1350 CC

DT 1350 CC

 ミュージシャンに最適という、密閉/オンイヤー型のポータブルモニターヘッドフォン。80Ωのテスラドライバ搭載で、大音量でも低歪み/高解像で音の分離に優れたサウンドを実現するという既発売モデル「DT 1350」を、カールケーブル(片出し/伸長時3m)に変更したバージョンとなる。

 ケーブルの変更だけでなく、前後に分かれるスプリット式ヘッドバンドは交換可能なものに変更。イヤーパッドは大型化した。イヤーカップのデザインも変更している。遮音性は23dBA。

 周波数特性は5Hz~23kHz、感度は109dB、インピーダンスは80Ω、歪み率は0.2%未満。ヘッドバンド側圧は約5.5N。プラグはステレオミニ。ケーブルを除く重量は174g。標準プラグ変換アダプタやキャリングケース、航空機用変換プラグなどを同梱する。

 なお、既発売のストレートケーブルモデル「DT 1350」も、今回の「DT 1350 CC」と同様にイヤーパッドなどを改良し、併売する。

ヘッドバンドやイヤーパッドなどを変更
ヘッドバンド部は前後に開く

(中林暁)