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beyerdynamic、90周年ヘッドフォンを1,000台限定発売
ユーザーと作っていくCustom One Teslaは無期延期に
(2014/5/10 18:01)
ティアックは、独beyerdynamicの90周年記念アニバーサリーモデルとして、ヘッドフォンの「T 90 Jubilee(ジュビリー)」を発表した。既発売のT 90をベースに、デザインの変更や付属品の変更・追加を行なったモデル。全世界1,000台限定生産で、日本への割り当ては200台。7月下旬発売で、価格は未定。「T 90(実売約5万円)よりも高価になるが、皆さんに喜んでいただけるような価格すべく、真摯に検討中」としている。
また、発売中のポータブルヘッドフォン「T 51 p」の、リモコン付きモデル「T 51 i Premium Headphones」も発表。2014年夏以降の発売で、価格は未定。
さらに、昨年末に発売を予定していたが、遅れている「Custom Studio」というヘッドフォンの進捗についても発表。今年の夏以降に発売予定で、価格は未定。
T 90 Jubilee
「T 90」をベースとした90周年記念モデル。サウンドなどの基本性能は T 90と同じで、外観デザインを変更した。黒を基調としたデザインになったほか、イヤーカップには光沢のあるクロームリングを配置。イヤーパッドは、スーパーソフト・マイクロファイバータイプを採用している。
また、リファレンスとして使えるというバイノーラル録音されたCDと、ヘッドフォンを収納できるセミハードケースも付属する。
1テスラ(=10,000ガウス)を超える強力な磁束密度を実現し、高いドライブ能力を生み出すテスラドライバを採用。再生周波数帯域は5Hz~40kHz。歪率は0.05%以下。インピーダンスは250Ω。感度は102dB。
T 51 i Premium Headphones
T51 pに、3ボタン式のリモコンを追加したモデル。基本性能はT 51 pと同じ。
iOS機器に対応し、リュームコントロール、音楽の再生・停止ができ、マイクも装備。通話や終話ができる。なお、iOS機器以外でも使用できるが、ボリュームコントロールはiOSのみの対応になるという。
低歪率/高能率で、深い低域レスポンスやクリアな中高域などを特徴とする32Ωテスラドライバを搭載。ハウジングは密閉型。イヤーパッドにはソフトシンセティックレザーと低反発クッションを採用し、装着感と遮音性を高めている。
周波数特性は10Hz~23kHz、感度は111dB、インピーダンスは32Ω。
Custom Studio
既発売のCustom One Proの新モデルで、Custom One Proと同様に、環境に合わせてヘッドフォンのデザインを変えられる、セルフカスタマイズタイプになっているのが特徴。付属の六角レンチを用いて、本体下部にあるスライダーを調整する事で、密閉型から開放型へとチェンジできる。
80Ωドライバを搭載し、自宅での利用だけでなく、モニターヘッドフォンとしてスタジオでの利用にも適しているという。ケーブルは着脱可能。カールケーブルを同梱する。