ニュース
肉厚イヤーパッドを採用したTDKブランドBluetoothヘッドフォン
（2014/7/22 11:00）
イメーションは、TDK Life on RecordブランドのBluetoothヘッドフォン「WR780」を8月5日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9,500円前後。
独自のサウンドチューニングにより、豊かな重低音から透明感のある高音まで忠実に再現するというBluetoothヘッドフォン。イヤーパッドに特徴があり、ハウジングサイズはアラウンドイヤークラスだが、オンイヤーのように耳の上から覆いかぶさる形状になっている。中央には穴があいており、音のクリアさも確保している。
Bluetooth 2.1+EDRに準拠。プロファイルはA2DP、HFP、HSP、AVRCPをサポート。コーデックはSBCに対応する。NFCにも対応し、対応するスマートフォンなどをハウジングにタッチするだけでペアリングが可能。
有線接続にも対応しており、ハウジング側の端子はステレオミニ。有線接続用のケーブル(1.2m)も同梱。ケーブルにはリモコンも備えている。
ユニットはダイナミック型で、40mm径。再生周波数帯域は20Hz～20kHz。音圧感度は102±3dB、入力インピーダンスは32Ω。
バッテリを内蔵し、最大8時間の連続再生が可能。ハウジングは内側に折りたたむことができ、コンパクトに収納できる。
音を聴いてみる
AK240のBluetooth機能と接続し、試聴した。
ハウジングが大きめで、イヤーパッドが肉厚であるため、低域重視の派手目なサウンドかと想像したが、ニュートラルでワイドレンジ、オールマイティーに活用できそうな正統派サウンドだ。
耳が埋もれるほど柔らかいイヤーパッドは、音漏れが少なく、重低音をしっかりと再生してくれる。同時に、パッドの厚さで音がこもるような事もなく、中高域のクリアさも確保されている。
また、ハウジングが大柄なためか、音場も広く、開放感のあるサウンドが楽しめる。1万円を切るリーズナブルなBluetoothヘッドフォンだが、音質面では価格以上のポテンシャルと言えるだろう。