ニュース
McIntosh、初のヘッドフォン「MHP1000」25万円。薄型パワーアンプ2機種も
(2014/12/3 09:50)
エレクトリは、米McIntosh初のヘッドフォン「MHP1000」を12月1日に発売した。価格は25万円。
さらに、モノラルパワーアンプ「MC301」と、ステレオパワーの「MC152」も12月1日に発売。価格は「MC301」がペアで110万円、「MC152」が50万円。
MHP1000
密閉型のヘッドフォン。ヘッドフォンでも、「スムーズで芳醇な聞き疲れしない伝統のマッキントッシュサウンドが楽しめる」という。
ドライバは同社の設計で、40mm径のダイナミック型。磁気回路にはテスラ・ネオジウムマグネットを使っている。インピーダンスは200Ω。低音を強化するベースポートも備えている。
イヤーパッドにはナチュラルレザーを採用。軽量設計と適度な締め付けで、「長時間のリラックスしたリスニングに最適」という。
ケーブルは着脱可能。標準プラグのケーブル(3.35m)と、ミニプラグのケーブル(1.35m)の2種類が付属する。
全高調波歪率は0.1%以下、周波数レスポンスは5Hz~20kHz。出力音圧レベルは97dB/1mW。最大出力音圧レベルは122dB/300mW。最大入力は300mW。重量は385g。
モノラルパワーアンプ「MC301」
現行モデルの中で最もコンパクトというモノラルパワーアンプ。外形寸法は445×481×152mm(幅×奥行き×高さ)。重量は30.4kg。定格出力は300W(2/4/8Ω)で、出力インピーダンスごとにスピーカーターミナルを備えている。
ThermalTrak出力トランジスタを採用し、低歪みと高速で精密な温度調節を実現。独自のクワッドバランス回路設計も採用し、入力から出力までを完全バランス回路で構成。入力されたプラス/マイナスの増幅信号は、伝統の出力トランス「オートフォーマー」内で結合され、出力される。
パワーガード回路はアンプのオーバードライブを防止。セントリーモニターパワー出力段保護回路や、ビルトイン サーマル プロテクション回路により、オーバーヒートや故障も防ぐとする。
前面にはガラスのフロントパネルを採用。シャーシは鏡面仕上げのステンレススチール。バックライト付きパワーメーターも備えている。
端子は、バランス(XLR)入出力、アンバランス(RCA)入出力端子を各1系統用意する。
ステレオパワーアンプ「MC152」
現行モデルの中で最もコンパクトというステレオパワーアンプ。外形寸法は445×481×152mm(幅×奥行き×高さ)。重量は34kg。定格出力は150W×2ch(2/4/8Ω)で、出力インピーダンスごとにスピーカーターミナルを備えている。
モノラルパワーアンプ「MC301」と同様に、ThermalTrak出力トランジスタを採用。モノラル設計を採用しており、伝統の出力トランス「オートフォーマー」も搭載。「2Ω、4Ω、8Ωのいずれのスピーカーと接続しても、理想的なインピーダンスマッチングを実現する」という。
パワーガード回路や、セントリーモニターパワー出力段保護回路、ビルトイン サーマル プロテクション回路なども装備。前面にはガラスのフロントパネルを採用。シャーシは鏡面仕上げのステンレススチール。バックライト付きパワーメーターも備えている。
入力端子は、バランス(XLR)、アンバランス(RCA)を各1系統用意する。