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「VAIOスマートフォン」は3月12日発表。「通信とハードを一体のモノとして取り組む」

 日本通信とVAIOは、両社の協業による製品の第1弾である「VAIOスマートフォン」を、3月12日に発表する。昨年12月に「来月(1月)にも日本市場に投入する」と予告していたが、発表・投入が延期された形となる。

VAIOブランドのスマートフォン情報ページ

 日本通信は、「これまでにない新たな価値を生み出すには、単に通信、あるいは単にハードウェアに個別に取り組むのではなく、通信とハードウェアを一体のモノとして取り組むことが必須であり、今般の協業合意に至った」とし、その成果が「VAIOスマートフォン」であると説明。

 発表・投入が遅れている事については、「新たな取り組み、新たなチャレンジには何かと新たな課題が生じるもので、長らくお待たせいたしましたが、その点は平にご容赦いただきたい」としている。

 ソニーは2014年春モデルを最後としてPC事業を収束。同社からVAIOブランドとPC事業を継承した新会社、VAIO株式会社が昨年の7月1日から事業を開始している。日本通信はMVNO市場、SIM市場の開拓に加え、モバイル・ソリューション事業(MSP)の展開を図っている。

(山崎健太郎)