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QNAP、アプリ追加で機能拡張「Turbo NAS」の1万円台エントリー2機種

 テックウインドは、アプリの追加で機能を拡張できるQNAP Systems製のTurbo NASシリーズの新モデルとして、実売1万円台のエントリーモデル2機種を4月24日に発売する。価格はオープンプライス。HDDは別売。店頭予想価格は、搭載するベイの数が1ベイの「TS-112P」が15,800円前後(税込)、2ベイの「TS-212P」が19,800円前後(同)。

1ベイの TS-112P」

 どちらのモデルも、CPUにMarvell ARM 1.6GHzを採用。メモリは512MB。HDDベイは3.5インチのSATA接続でホットスワップには非対応。LAN端子はGigabit Ethernet×1を備えている。

2ベイの「TS-212P」

 独自のOS「QTS 4.1」を採用し、WebブラウザでアクセスするGUIベースの操作に対応。共有フォルダの作成、アクセス権限の設定、デジタルコンテンツのストリーム設定、NASから外部デバイスへのバックアップ設定などの操作も手軽にできるという。

 セットアップの際は、専用ポータルサイトにアクセスして指示に従うことで、約10分で設定が完了する。

 機能の強化も可能。100以上のアプリを追加できる「App Center」に対応。プライベートクラウド上にデジタルノートを作成することができる「Notes Station」などを追加・利用できる。

「TS-212P」の背面

 パーソナルクラウドストレージを構築するための「myQNAPcloud」サービスにも対応。屋外から自宅のTurboNASにアクセスできる。Windows/Macも問わず、デバイス間でデータの同期を可能にする「Qsync」機能と組み合わせる事も可能。

 TS-112Pの外形寸法と重量は、60×218.4×165.5mm(幅×奥行き×高さ)で、HDDを含まない重量は790g。TS-212Pは85×218.4×165.5mm(同)で、910g。

(山崎健太郎)