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ベンキュー、27型でWQHD。HDMI 2.0で144Hz表示可能なゲーミングディスプレイ

 ベンキュージャパンは、ゲーミングディスプレイの新製品として、27型で解像度2,560×1,440ドット、HDMI 2.0入力を備えて144Hz表示にも対応した「XL2730Z」を4月30日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は91,800円前後(税込)。

27型で解像度2,560×1,440ドット、HDMI 2.0入力を備え、144Hz表示にも対応したゲーミングディスプレイ「XL2730Z」

 パネルの解像度は2,560×1,440ドット、バックライトはLED。視野角は上下160度、左右170度。輝度は350cd/m2。コントラスト比は1,000:1で、DCR利用時は1,200万:1。応答速度は5ms(グレー to グレー時1ms)。ディスプレイ表示モードとして、17型(4:3)/19型(4:3)/19型ワイド(16:10)/21.5型ワイド(16:9)などが選択でき、既存のゲームプレイ時の環境をXL2730Zでも再現できる。

 「XL2720Z」の後継モデルにあたり、解像度をフルHDからWQHDへと強化。HDMI 2.0入力を備え、HDMI接続時に144Hzの表示が可能になっている。表示のちらつきを抑えるフリッカーフリーバックライトや、PC接続時のかすみや輪郭のブレを削減する「ブレ削減モード」も利用可能。ただし、ブレ削減モード使用時はフリッカーフリーなど特定の機能が無効となる。

 AMD FreeSyncも搭載。リフレッシュレートを制御する事で、画面にズレが生じるティアリングや、入力遅延の無い応答性の高い表示ができるという。

側面と背面

 ディスプレイのOSD上で、色の鮮やかさを調整可能。暗いシーンを表示する際に、見えにくい場所や明るすぎる範囲の輪郭、明るさを明瞭にして、隠れている敵や障害物を素早く見分けられるという「Black eQualizer」機能も搭載。従来モデルと比べ、明るさが向上。より明瞭な表示ができるという。

 ブルーライト低減機能も搭載。ゲームタイトルを自動認識して、そのゲームに合わせた表示設定を適用する「Auto Game Mode」や「Game Mode to Go」機能も備えている。元プロゲーマーやプロゲームチームが設定するモードも用意する。

 スタンドにはスタイリッシュなネックアームや台座を採用。スライド式のヘッドフォンフックも装備。スタンドには高さ調整・スイーベル機能なども盛り込んでいる。OSDを操作する専用コントローラー「S.Switch」は、丸型の新デザインを採用。最大3個までのお気に入りモード設定も可能で、ゲーム用、映画用、仕事用などと使い分けられる。

 入力端子はアナログRBB(ミニD Sub15ピン)、DVI-DL、HDMI 2.0、HDMI 1.4、DisplayPortを各1系統。ステレオミニ×1、マイク入力も備えている。スピーカーは非搭載。ヘッドフォン出力を備えている。

 消費電力は65W。外形寸法は633.7×226×417.4~557.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約7.5kg。

(山崎健太郎)