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Campfire Audio、人間工学活用のイヤフォン3機種。ALO audio CEOが立ち上げ
(2015/5/14 15:00)
ミックスウェーブは、米ポートランドのイヤフォン/ヘッドフォンメーカー、Campfire Audio(キャンプファイヤー オーディオ)の日本市場における総輸入代理店として、国内販売を行なうと発表。6月以降順次発売予定で、価格は未定。「Lyra」、「Jupiter」、「Orion」というイヤフォン3機種をラインナップする。
高品質なポータブルオーディオ向けのケーブルや、ポータブルアンプなどで知られるALO audio。そのCEOであるKen Ball氏が新たに立ち上げたイヤフォン/ヘッドフォンメーカーがCampfire Audio。Campfire Audioの製品は、ALO audio製品と同じラボで作られているという。
Campfire Audioというメーカー名には、目まぐるしい生活から自然豊かな場所に逃れてキャンプファイヤーを見つめていると、感覚が研ぎ澄まされ、心がクリアになり、大きな“何か“と繋がり、原点へと導かれるような感覚が得られるところから名付けられた。心を動かし、より深いところへ連れていってくれる「Acoustic Vehicle」を創り出す事をテーマとしているという。
なお、第1弾製品は5月16日、17日に東京・中野で開催される「春のヘッドフォン祭 2015」のミックスウェーブブースで展示予定。
発表された3モデルは、いずれも人間工学に基づいたという筐体設計を採用。快適なフィット感が得られるとする。3機種で筐体の素材や、搭載しているドライバは異なる。
「Lyra」は6月以降の発売で、セラミック筐体を採用。ドライバはダイナミック型の8.5mm径で、振動板にはベリリウムを使っている。再生周波数特性は8Hz~28kHz、インピーダンスは17Ω。音圧感度は110dB。遮音性は-26dB。ケーブルを除いた重さは11.8g。
「Jupiter」は7月以降の発売。ニッケルメッキを施したアルミニウム製の筐体を採用。ドライバはバランスド・アーマチュア(BA)で、低域×2、高域×2の4ドライバ構成。「4ドライバとは思えないほど透明感のあるサウンドが特徴」だという。
「Orion」も7月以降の発売。筐体はアルミニウム製で、アルマイト加工が施されている。BAユニット1基を搭載する。
いずれのモデルもケーブルは着脱可能で、MMCX端子を採用。「Jupiter」と「Orion」はベリリウム銅加工を、Lyraは金メッキ加工となる。ケーブルはALO audio製で、長さは135cm。ステレオミニの入力端子を備えている。