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手持ち動画やハイレゾ音源をiVDRで。「TMPGEnc VMW 6」に変換・転送機能

 ペガシスは21日、ビデオエンコーダ「TMPGEnc Video Mastering Works 6(VMW 6)」をアップデート。新たに、ビデオカメラやスマートフォンで撮影した動画などを、別途用意したアダプタ経由でiVDR-Sカートリッジに書き出せるようになった。

TMPGEnc Video Mastering Works 6のiVDR転送ツール

 TMPGEnc VMW 6が対応するすべての動画ファイルを、「iV VIDEO」に対応したiVDR機器で再生できるように変換・転送するもの。従来のiVDR-Sは地上デジタル放送などセキュアコンテンツの録画/持ち運びのみを想定していたが、新たにユーザーが手持ちの動画を移して楽しめるようになる。

 転送ツールの利用には、アイ・オー・データ機器のPC接続用iVDR-S対応アダプタ「RHDM-UT/TE」と「iVDR-S Media Server 4対応版」が必要。出力ファイルの自動転送に対応する。なお、iVDR-Sからの入力は行なえない。

 アップデートされたTMPGEnc VMW 6では、ハイレゾ音源に映像やジャケット画像などを付加した「iV VIDEO(Hi-Res Audio)」形式のファイル出力も可能。ハイレゾ対応iVDRプレーヤー(近日発売予定)など、ハイレゾ音声規格に対応したiVDR機器で高品質な音楽を楽しめるとする。

 TMPGEnc VMW 6は、H.265/HEVCなどのビデオコーデックに対応するビデオエンコーダソフトウェア。ダウンロード版の価格は12,200円。パッケージ版の価格はオープンプライス。対応OSはWindows 7/8/8.1/10(64bit版専用)。

TMPGEnc Video Mastering Works 6
アイ・オー・データ機器のiVDR-Sアダプタ「RHDM-UT/TE」

(庄司亮一)