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ATOMOS、カメラのHDMI出力を4K/30p ProResで録画する「NINJA ASSASSIN」

 ATOMOSは、デジタル一眼カメラなどのHDMI出力を、最高4K/30pのProRes/DNxHRで高画質キャプチャできる、バッテリ駆動可能な液晶モニタ一体型レコーダ「NINJA ASSASSIN」を9月2日に発売する。価格は164,810円。

液晶モニタ一体型レコーダ「NINJA ASSASSIN」

 同社のレコーダ「SHOGUN」の基本性能を搭載しつつ、SDI端子や音声のXLR入出力を省き、HDMI入出力専用としたのが「NINJA」シリーズ。

 価格を抑えているが、4K(3,840×2,160ドット)、8/10bit 4:2:2で、Apple ProResやDNxHR形式での録画が可能。1080pや720pでの映像キャプチャもできる。編集、3D LUT適用機能、タイムラプス収録など、SHOGUNと同様の機能が利用可能。発売時には「AtomOS 6.41」相当の機能が利用できる。

 7.1型の液晶ディスプレイも備えており、解像度は1,920×1,200ドット。IPSパネルを使っている。タッチパネルで操作できるほか、映像を確認するディスプレイとしても使用できる。

使用イメージ

 SHOGUNや他のATOMOS製レコーダと異なり、バッテリ、バッテリチャージャー、ドッキングステーション(マスターキャディーPC/Mac接続用)は同梱しない。初めてATOMOS製品を使うユーザーに対しては、5,200mAhバッテリ(税込10,800円)、バッテリチャージャー(税込4,500円)、USBドッキングステーション(税込6,400円)を別途購入するよう訴求している。バッテリとバッテリチャージャーは、ソニーのLバッテリのものを使う事もできるという。

左右側面
背面

 記録メディアは、2.5インチのSSDやHDD、 CFast 2.0などが利用可能。4Kではなく、HDでキャプチャする場合はCFast 1.0も利用可能。2ch、8chの音声も記録できるほか、アナログの音声入力も備えている。

 外形寸法は110×196×47mm(縦×横×厚さ)で、バッテリを省いた重量は430g。

(山崎健太郎)