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コンテンツホルダー直営映像配信「bonobo」が30日スタート

 コンテンツ事業者直営の映像配信サービス「ボノボ(bonobo)」が9月30日午前9時よりスタートした。都度課金型の映像配信で、レンタル(TVOD)と購入(EST)の2方式で提供される。30日時点のコンテンツを確認したところ、TVODは新作が500円、旧作が400円のコンテンツが多い。

bonobo

 映画、音楽、アニメ、テレビなどのコンテンツ事業者による任意団体「ジャパン・コンテンツ・グループ(JCC)」が中心となり展開する映像配信サービス。運営はパケットビデオで、松竹や東宝、東映、KADOKAWA、ウォルト・ディズニー・ジャパン、TBSテレビの6社300タイトルからスタート。東映では、「ドラゴンボールZ復活のF」など50タイトルの提供を発表している。なお、12月以降は40社以上に拡大予定という。

 コンテンツはテレビやPC、タブレット/スマートフォンなどで視聴可能。ただし、iPhone/iPad向けアプリは後日提供予定としている。

 映画・アニメ会社やテレビ局など、スタジオやチャンネルごとの専用ページも開設。今後は、作品との出会いを高めるという映画、映像専門ポータルサイトを12月以降に立ち上げる他、レコメンド機能の追加も予定している。

(臼田勤哉)