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OPPO、BDプレーヤー「BDP-105DJP」の「JAPAN LIMITED」有料アップグレード開始

 OPPO Digital Japanは、Blu-rayプレーヤー「BDP-105DJP」を、日本限定モデル「BDP-105D JAPAN LIMITED」相当にアップグレードする有料サービスを2日に開始した。費用は114,800円。アップグレードに必要な部材に限りがあるため、販売予定台数に達し次第、生産終了となる。

Blu-rayプレーヤー「BDP-105DJP」

 申込は、直販サイトで行なう。ただし、アップグレード後もフロントパネルに「JAPAN LIMITED」の印字はされない。アップグレード後の製品名は「BDP-105D JAPAN LIMITED VU」、型番は「OPP-BDP105DJPL-VU(-TG)」となる。

 同社は8月から、「BDP-105DJP」をベースにしながら、ハイグレードなパーツを投入して画質・音質を高めた日本独自企画のBDプレーヤー「BDP-105D JAPAN LIMITED(BDP-105DJPL)」(オープンプライス/実売25万円前後)を販売している。今回のサービスは、「BDP-105DJP」のユーザーに対して、有料で「BDP-105D JAPAN LIMITED」相当にアップグレードするものとなる。

 「BDP-105D JAPAN LIMITED」の特徴は、USB DAC機能が新たにDSD 11.2MHzまで対応となっている事。制振対策を強化する「オプティマル・バイブレーション・コントロール・アラインメント」で不要な振動を抑制しているのも特徴。ディスク由来の振動や外部振動に対して、免震構造の建物のように構造全体を動かす事で特定部分の振幅が過大にならない設計を徹底している。

 さらに、ローダーメカ部の天板を非磁性体3㎜厚ステンレス金属加工部品に変更。電源部の鋼板カバーの上部に非磁性体3㎜厚ステンレス金属加工部品を追加し、 重量バランスの調整や電磁波対策も実施。シャーシ下には3mm厚強化ボトムプレートを追加して強度をアップさせている。

 内部に旭化成せんい製のノイズ抑制素材「PULSHUT」も投入、より積極的に電磁波対策を施している。インシュレータはTAOCのグラデーション鋳鉄製。

BDP-105D JAPAN LIMITED
【参考】BDP-105DJP。ローダーの天板や電源のシールドなどに違いがある

 DACは「ES9018S」。水晶発振器の動作周波数をより高い動作周波数に設定しており、「さらに高品位な再生ができる」という。マスタークロックにはNDK製低位相雑音水晶発振器を使用。クロックジッタによる音質劣化を低減している。

(山崎健太郎)