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仮面ライダーなどの動画がスマホで見放題の「東映特撮ファンクラブ」。月額960円
(2015/10/2 12:49)
東映とテレビ朝日、バンダイナムコライツマーケティングは、東映特撮動画が見放題になるスマートフォン向けサービス「東映特撮ファンクラブ」を10月1日より開始。Google PlayとApp Storeで専用アプリを配信開始した。アプリは無料で、サービスの利用料は月額960円(税込)。アプリの対応OSはAndroid 4.0.0以上とiOS 7.0.4以上。
東映特撮ファンクラブは、「東映特撮ヒーローに24時間×365日会える」という公式アプリ。これまでの仮面ライダー/スーパー戦隊シリーズやメタルヒーローシリーズ、不思議コメディシリーズなどが見放題となるほか、キャストのトークショーなど関連イベントのライブ配信視聴や、イベントチケット先行予約などのサービスを用意する。
動画配信は、テレビタイトル計100タイトル全4,739話が見放題。10月は、初配信となる「仮面ライダー鎧武/ガイム」や「烈車戦隊トッキュウジャー」、10月から放送される「仮面ライダーゴースト」(テレビ朝日系で10月4日から毎週日曜8時放送)や、放送中の「手裏剣戦隊ニンニンジャー」(テレビ朝日系で毎週日曜7時30分放送)は、放送終了後に最終話までの積み上げ型で見逃し配信を実施。放送終了した「仮面ライダードライブ」も全話を見逃し配信する。なお、11月以降は見放題作品を定期的に変更していく予定で、都度課金で楽しめる作品も用意する。
関連イベントのライブ配信としては、10月12日18時から中野サンプラザホールで開催される「仮面ライダードライブ ファイナルステージ&番組キャストトークショー」の第二部「番組キャストトーク&ライブ」の模様をアプリ内でもライブ視聴可能で、有料会員のみ視聴できる。なお、第一部などの映像はスマホアプリでは視聴できない。
関連イベントチケットの先行予約は、一部の特撮ヒーローイベントにおいて、有料会員が申し込むことが可能で、数量限定。そのほか、コラムなど独自コンテンツも登場予定で、最新作から昔懐かしの作品まで、独自の視点で斬り、秘話に迫るコラムや、関係者インタビュー、イベントレポートなどを掲載する。有料会員は、アプリ内の専用タイムラインに投稿されるコンテンツを閲覧でき、動画の1シーンにコメントを投稿することも可能。
その他のオリジナルサービスとして、有料会員向けに、東映特撮ヒーロー大集合の体験型エンターテインメントミュージアム「東映ヒーローワールド」(イオンモール幕張新都心ファミリーモール 3階)に優待価格で入場可能。アプリ内で表示されるデジタル会員証を提示すると、会員本人と同行者2名まで当日入場料金から300円引きとなる。今後は、公式限定のイベントやサービスも企画する予定。
東映は、豊富な特撮ヒーロー作品群に、スマートフォンやタブレット端末で気軽に触れられるサービスを提供することで、子供と、かつて子供だった大人が共に楽しめる“集いの場”の創造を目指す。また、テレビ朝日は、インターネット上での動画配信事業を今後の成長事業の一つと位置付けており、ネット上でのプレゼンス向上を図る。バンダイナムコライツマーケティングは、自社映像配信サービスで得たノウハウとバンダイナムコグループの強みを活かし、「キャラクター軸で価値観を共有・支える仕組み」の構築を目的としている。