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手を近づけて振る“エアージェスチャー”操作のポータブル「楽ナビ」2機種

 パイオニアは、カーナビ「楽ナビ」シリーズのポータブルモデルとして、手を近づけて振る動作でコントロールできる「エアージェスチャー」対応の2機種を11月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、7型の「AVIC-MRP770」が54,800円前後、6.1型の「AVIC-MRP660」が49,800円前後。

7型「AVIC-MRP770」
6.1型「AVIC-MRP660」

 画面やハードキーに触れず、画面に手を近づけたり、画面を横切るように手を振るだけで、あらかじめ設定した操作ができる「エアージェスチャー」機能を搭載するSDメモリナビ。AV機能として、ワンセグ放送の視聴に対応する。「AVIC-MRP770」は7型、「AVIC-MRP660」は6.1型の液晶を備え、解像度はいずれもVGA。

 画面/本体サイズ以外は2モデル共通。ナビの地図表示は「ノーマルビュー」、「スカイビュー」、「ハイウェイモード」などから選択可能。また、車速補完型3Dハイブリッドセンサー(3軸ジャイロセンサー + 3軸加速度センサー)を備え、速度・傾斜・旋回などの車の細かな動きを感知。高精度に自車位置を把握できるという。

 大型連休や季節、曜日など、過去の渋滞情報を分析した渋滞予測データを収録。通信機能を利用して情報共有する「スマートループ渋滞情報」にも対応。渋滞予測データと独自のルートアルゴリズムを用いたルート探索が行なえる。

 車への設置は付属する吸盤タイプのスタンドを使用。シガーソケット給電で動作する。外形寸法と重量は、AVIC-MRP770が186.9×21.5×105.6mm(幅×奥行き×高さ)、460g。AVIC-MRP660が168.7×21.5×95.7mm(同)、390g。

(中林暁)