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音楽配信のキュレーター向けプレイリスト作成ツール「Gracenote Rhythm Curation」

 グレースノート(Gracenote)は10日、音楽配信サービスやレーベル、ラジオ局などでプレイリストを作成するキュレーター向けのサポートツールとして、Webアプリ「Gracenote Rhythm Curation」のベータ版を発表した。ベータ版はアクセスに制限があり、完全版は12月に発表する予定。

Gracenote Rhythm Curation

 Gracenoteが持つ楽曲メタデータと、直感的に操作できるインターフェイスにより、技術的な知識がない人も、膨大なカタログの中から簡単にプレイリストを作成/編集できるというツール。アーティストタイプや、ジャンル、活躍地域、楽曲のリリース年などの記述的メタデータや、機械学習で数千万曲に自動付与したムードやテンポなどを元に、楽曲カタログの中から様々な条件でフィルタを掛けて選曲可能。

簡単にプレイリスト作成/編集ができるというインターフェイスを採用

 音楽配信サービスのDJやプレイリストキュレーターだけでなく、映画やテレビ番組の音楽担当者、ラジオ番組のパーソナリティ、メジャーレーベルのマーケティング担当などの利用も想定。新人アーティストの楽曲も、機械学習で付与された楽曲メタデータを元にプレイリストを簡単に作成できるという。

(中林暁)