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東芝、日本開発/生産でREGZA小型モデルを強化。24/19型「S11シリーズ」

 東芝ライフスタイルは、液晶テレビREGZAの24型/19型「S11シリーズ」を'16年2月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24型「24S11」が5万円前後、19型「19S11」が4万円前後。いずれも、東芝グループ会社の東芝メディア機器(青森県三沢市)で製造される。

左が24型「24S11」、右が19型「19S11」

 両機種とも1,366×768ドットのVA液晶パネルを搭載し、映像エンジン「レグザエンジン」を内蔵する。テレビ視聴中に室内の明るさをリアルタイムに認識し、視聴環境に適した画質に自動調整するという「おまかせオートピクチャー」を搭載。高画質化技術「レゾリューションプラス4」により地デジやBlu-ray映像を高精細に表示できるほか、DVD映像を再構成型の超解像技術でより美しく再現可能としている。

 そのほか、ゲームに適した画質と低遅延を実現する「ゲームダイレクト」も搭載。映像処理の遅延時間を約0.2フレーム(約2.5ms)まで短縮した。

 チューナは地上/BS/110度CSデジタルを各1系統装備し、別売USB HDDへの録画も可能。チューナ1基のため、留守中に手軽に番組を録画できる機能として「シングルチューナー留守録」と呼んでいる。リモコンから1ボタンで、最近録画されたニュース番組を観られる「今すぐニュース」に対応する。

 付属リモコンは、大きな文字のチャンネルボタンを採用した「シンプルレグザリモコン」。よく使用するカーソルボタンや音量ボタンなどの色や文字の大きさを変えることで、使いやすくしたという。レコーダなどの外部接続機器もテレビのリモコンから操作でき、同社レグザサーバーの「タイムシフトマシン」で録画した番組も再生できる「レグザリンク・コントローラ」に対応。

 スピーカー出力は3W×2ch。入力端子はHDMI×2、コンポジット×1、アナログ音声×1。ヘッドフォン出力や、Ethernetも備える。消費電力と年間消費電力量は、24型が45W(リモコン待機時0.3W)、38kWh/年、19型が36W(同)、34kWh/年。外形寸法と重量は、24型が55.7×14.8×38.4cm(幅×奥行き×高さ)/4.1kg、19型が44.1×14.8×31.7cm(同)/2.9kg。

(中林暁)