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beyerdynamic、ポータブル向けテスラヘッドフォン「T5 p」の第2世代モデル
(2016/1/8 17:11)
beyerdynamicは、「CES 2016」において、ポータブルオーディオ向けのハイエンドヘッドフォン「T5 p」の第2世代モデルを出展している。米国では'15年12月に発表され、1,299ドルで販売されている。
1テスラ(1万ガウス)を超える強力な磁束密度を実現する独自技術「テスラテクノロジー」を採用したヘッドフォンのポータブル向け密閉型モデル。第2世代モデルでは、新たなサウンドチューニングを行なっており、バッフル素材を強固な高機能複合材に変更。不要な振動を抑え、よりクリアな再生などを可能にしたという。
ヘッドフォンからのケーブル着脱も可能で、端子の形状は3.5mm。インピーダンスは、スマートフォンやタブレット、ポータブルプレーヤーなどにも適した32Ω。別売でXLR 4ピンケーブル(3m)も用意し、据え置きのオーディオ機器やヘッドフォンアンプとの組み合わせも可能としている。7N純度のOCCケーブルを使用し、イヤーパッドはプロテインレザー製。
再生周波数帯域は5Hz~50kHz、出力音圧レベルは102dB。ケーブルを除く重量は約350g。ケーブル長は1.4mで、付属ケーブルの音声入力プラグはステレオミニ。標準プラグアダプタや、ハードキャリングケースなどが付属する。
日本でも販売されているテスラ技術搭載オンイヤーヘッドフォン「T51 p」の、iPhone/iPad/iPod用マイクリモコン付きモデル「T51 i」も展示されている。米国での価格は299ドル。
低歪率/高能率などを特徴とするテスラドライバを搭載する密閉型ヘッドフォン。3ボタンのマイクリモコンをケーブルに装備すること以外はT51 pと共通。周波数特性は10Hz~23kHz、感度は111dB、インピーダンスは32Ω。ケーブルは両出し/ストレートで、長さは1.2m。