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ファーウェイ、薄型で10日間バッテリー持続「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」などスマホ3機種
2025年5月27日 16:14
ファーウェイ・ジャパンは、スマートウォッチ3機種を発表。薄型でアウトドアで便利な機能を搭載した「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」(オープン/市場想定価格37,180円~)と、高精度かつ高速に健康管理モニタリングができるという「HUAWEI X-TAP」を備えた「HUAWEI WATCH 5」(同71,280円~)、スポーツに便利な薄型ベーシックモデル「HUAWEI WATCH FIT 4」(同23,980円~)をラインナップ。いずれも6月3日に発売する。
HUAWEI WATCH FIT 4 Pro
FITシリーズ初のフラッグシップモデル。サファイアガラスのディスプレイ、チタン合金のベゼル、航空機グレードのアルミ合金ボディを採用。過酷な環境や激しいスポーツにも耐えられる堅牢性を備えている。
さらに、ファーウェイ史上最高輝度の3,000nitのディスプレイを搭載し、屋外での視認性を高めている。厚さ約9.3mm、重さは約30.4gと軽量薄型で、スポーツのパフォーマンスを邪魔せず、長時間着けていても快適という。
登山やトレイルランニング、ゴルフ、ダイビングなどでの利用を想定。40mフリーダイビングに対応するダイビングアクセサリ規格EN13319を新たに取得した。
気圧計も搭載。アプリの「HUAWEI Health」からダウンロード可能な、等高線入りのフルカラーマップを画面に表示。予めサードパーティより登山やトレイルランGPXルートデータをダウンロードし、ウォッチにインポートしておけば、オフラインでもウォッチ画面上でマップ内の自分の位置やルートを確認できる。
ワークアウトモードを起動しGPS連続した場合でも、バッテリーは約18時間持続する。通常使用では最大10日間バッテリーが持続。FITシリーズ初となるワイヤレス急速充電にも対応し、約60分でフル充電が可能。
フラッグシップモデル「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」と同等のゴルフ機能も搭載。日本の99%以上をカバーする2,400以上のゴルフ場マップが利用でき、アプリ「HUAWEI Health」からお好きなゴルフ場マップをダウンロードできる。グリーンやバンカー、池などの各ハザードのフロント・バックエッジまでの距離が確認可能。「グリーンの方向と距離」がコンパス画面ですぐに見られる。
ヒマワリ型アンテナとインテリジェントなアルゴリズムにより、前モデルと比較して、GPSの精度が約20%以上向上。
多次元センシングシステム「HUAWEI TruSense」も搭載。スマートウォッチを装着した腕をテーブル又は膝の上に平らに置き、反対の手の指でウォッチの右側面下側にあるボタンに約30秒間触れることで、ボタンに内蔵された電極と心電図アプリケーションが連携し、電気信号を読み取る。このHUAWEIの心電図アプリは、日本のプログラム医療機器の承認を取得している。
測定結果は「洞調律」「心房細動」「心拍数が110より上」「心拍数が50より下」「判定不能」のいずれかが表示される。「情緒モニタリング」も可能で、ユーザーの「快適」「普通」「不快」の3段階の異なる状態を、インテリジェントに推測し、自動で記録できる。睡眠測定も可能。「睡眠中呼吸乱れ検知」機能なども備えている。
HUAWEI WATCH 5
球面サファイアガラスと、ファーウェイスマートウォッチ史上最も狭いベゼルが特徴。右側面に「HUAWEI X-TAP」を初搭載。圧力センサーと心電図に使用する電極、PPG光電式センサーが一体化した新センサーモジュールで、従来の手首部分の測定に加えて、指を新センサーモジュールに当てて測ることで、より高精度かつより高速に生理的パラメータを取得できる。
物理ボタンを押すことなく、HUAWEI X-TAP部分に指の腹部分を押し当てると、約3秒で総合的なヘルスケアチェックが可能。これまでより短い時間、かつ高精度に現在の心電図、心拍数、血中酸素レベル、体表面温度、ストレスレベルをリアルタイムに測定。一定期間ウォッチを装着していることで心拍変動(HRV)、情緒、睡眠時呼吸乱れの計8つの測定結果をまとめて知ることができる。
宇宙・惑星からインスピレーションを得たという、滑らかな流線型ミニマルデザインを採用。ブラックモデルは医療器具などに使用される316Lステンレス、パープルはチタン合金、ベージュは904Lステンレスをそれぞれのボディに使用。耐久性と美しい光沢を兼ね備えている。
HUAWEI WATCH FIT 4
FITシリーズのベーシックモデル。価格を抑えながら、薄型軽量の見やすい大画面と多彩な機能を搭載。HUAWEI WATCH FIT 3と比べてさらに薄くなった1.82インチの大型ディスプレイは、最大輝度2,000nitのAMOLEDで、屋外での視認性を向上させた。
GPS精度も前モデルより向上。新たに気圧計を内蔵し、登山やトレイルランニングにも対応可能。健康管理機能面では、新たに情緒モニタリングに対応し、心拍変動項目などが追加された最新の睡眠モニタリングも利用できる。
通常使用で約10日間持続するロングバッテリー仕様となっている。
ゲストがHUAWEI WATCH FIT 4 Proの魅力をトーク
発表会にはゲストとして、山と渓谷オンライン西村健編集長、シンガーソングランナーでうたランチャンネルのSUIさん、プロゴルフコーチ菅原大地さんが登壇。各自がHUAWEI WATCH FIT 4 Proを使った感想を語り合った。
西村編集長は、登山で活用した際に、岩や枝などにHUAWEI WATCH FIT 4 Proが当たっても、傷が付かない堅牢性を高く評価。さらに、防水性の高さや沢登りなどにも適しているほか、オフライン環境でもGPXデータを転送しておくことで、地図が手元で見られる事なども紹介。「特に、登山ビギナーにオススメしたい。各種データを使って、自分を客観的に見れたり、GPSで迷わないなど安心な機能もある。コストパフォーマンスも高く、比較的手に届きやすい事も魅力」と総括。
SUIさんも、急な雨でも使用できる防水性の高さや、落としても大丈夫な堅牢性の高さ、GPS精度の高さなどを評価。「GPSにより、コースを外れてもアラートで教えてくれて、方向音痴な自分でも安心して走れる。ロードだけでなくトレイルでも使える。スポーツ好きな人はもちろん、これからスポーツにチャレンジしてみたい人に、この時計が道しるべになったらいいなと思います」と魅力を紹介した。
菅原さんは、太陽の下でゴルフをプレイする時でも、画面が明るくて見やすい事や、多数のゴルフコースデータを表示できる事などを評価。
「コースに出ても、この先のコースがどのような形状になっているのかわからない時がある。その時に、ほとんどのコースのマップデータが入っているのは嬉しい。また、グリーンまでの正確な距離がわかる、高精度なGPSも素晴らしい」と説明。「ゴルフ合宿で4ラウンドまわるなどした時も、まったく充電せずに使えて快適でした」と、ロングバッテリー性能にも満足した様子だった。