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トップウイング、レコード再生時の静電気を除去するリング
2025年5月29日 16:00
トップウイングは、レコード再生中に発生する静電気を手軽に除去できるアクセサリー「TOP WING Static Eraser "Direct"」を、6月6日より発売する。形状が異なる2種類を付属。価格は13,200円。
昨年夏に発売した除電シェルリング「Static Eraser "Modern"」の兄弟モデル。今回発売するDirectでは、シェルリングの振動吸収効果を無くし、ダイレクトな音質を味わえるようにしたものとなる。なお、放電性能においてはModernとDirectで違いはない。
使用方法は、トーンアームのヘッドシェル部に取り付けるだけ。取り付けることで、針先と塩化ビニル製でできているレコードの摩擦で発生する静電気を効率的に除去。「独自の形状と導電素材によって、静電気を100V以下にまで低減することが可能」とする。
既発モデル“Modern”との違いは、振動吸収効果の有無。
Directでは、あえて導電性ゴム素材をヘッドシェルとシェルナットの圧力で完全に潰れるように設計。硬度の調整、素材の組成自体も再設計し、導電性・耐久性・変形特性の最適なバランスを追求。「完全に潰れつつも壊れない、そして除電性能はそのままという繊細な設計により、従来にない特性を持つ除電シェルリング」に仕上げている。
サウンドに関しては、「余計な色付けのない、ダイレクトでエネルギッシュな音の立ち上がりと抜け感が魅力」とのこと。音の密度やスピード感を重視する方に最適という。
下端の長さが異なる2種類(12×17×0.5mm、12×15×0.5mm)を付属。重量は0.1g以下。