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トップウイング、レコード再生時の静電気除去リングにフリーサイズ

「Static Eraser “Custom”」

トップウイングサイバーサウンドグループは、レコード再生中に発生する静電気を除去するというアクセサリー「Static Eraser」より、ユーザーが最適な長さにカットして使うフリーサイズ「Static Eraser “Custom”」を、8月5日に発売する。価格は13,200円。

ユーザー自身で好みの長さにカットして使用できる

レコード再生中に発生する静電気を数千Vから100V以下に低減するという除電アクセサリーの上級者向けモデルと位置づける。2024年7月発売の「Modern」、'25年6月発売の「Direct」のフリーサイズが各1個ずつ同梱されており、ユーザーが環境に合わせてカットして「除電効果を最大限追求」できるという。

同梱される2モデルの放電特性に大きな違いはないものの、Modernは除電効果に加えて、シェルリングとしての振動吸収特性も追求したモデルで、トーンアームから生じる「ガタの影響を効果的に吸収できるようになり、カートリッジが本来の音質を発揮する」という。

一方のDirectは振動吸収特性をあえて持たせなかったというモデル。「録音に込められた音・プレイヤーシステムの特徴そのものをストレートに引き出すチューニング」だという。

なお、放電性能を最大限に発揮するには盤面とStatic Eraser下端の距離が重要で、「接触しない範囲で近ければ近いほど効果を発揮しますが、余り近すぎると盤の反りで、Static Eraserが接触し、針飛びの原因となります。お使いのカートリッジ・ヘッドシェルに合わせて、レコードに針を落としてStatic Eraserが盤面から2mm程度になるように下端を切断ください。このとき、下端ができるだけ水平になるように切断ください」とのこと。

素材は導電性ゴムで、外形寸法は46×12×0.5mm(縦×横×厚み)で共通。