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新宿に泊まれる「ゴジラVSキングギドラルーム」。特撮スタジオ風で監督になりきれる
2025年6月24日 18:58
ホテルグレイスリー新宿は、新宿東宝ビルとともに開業10周年を記念し、最上階30階の客室一室を「ゴジラVSキングギドラルーム」として改装し、販売開始する。7月1日から宿泊可能となり、予約はすでに開始している。宿泊料金は変動型だが、1泊1室98,400円から(サービス料込)。今回、ゴジラVSキングギドラルームが完成し、メディア向けに内装が公開された。
客室コンセプトは「特撮スタジオ」。ビル外観のゴジラヘッドと同様の平成VSゴジラシリーズとして、1991年に公開された「ゴジラVSキングギドラ」をモチーフとしている。新宿は同作品で最後の戦いとなった土地であることも、今回のコンセプトルームを設置した背景にあるという。
部屋に入ると目に入るのは1/50スケールのゴジラ立像。部屋の奥を覗くとベッドの上にはキングギドラが設置。ベッドの上に寝ると、あまり体験することのない、キングギドラの懐に潜り込んだような感覚になれるという。ゴジラとキングギドラは、この部屋のために新規で型から起こして製作されている。
東宝による監修、東宝映像美術プロデュースで、映画制作の裏側を覗いたような空間を実現。ビルに見立てた椅子を動かしたり、部屋にあるスイッチを使って、照明や音響を入れ、映画監督さながらの没入体験が楽しめる。部屋のタイプはコンフォートツインで、定員2名。広さは32m2。
ホテルグレイスリー新宿では、2015年の開業からコンセプトルーム「ゴジラルーム」を設置しているほか、30階はワンフロア全てがゴジラ仕様のゴジラフロアとなっており、各客室やエレベーターのほか、廊下にはフォトギャラリーも展開している。今回の「ゴジラVSキングギドラルーム」も期間を設けない、常設のコンセプトルームとなる。
このほかにも、9階、10階には、ゴジラヘッドが間近で見られる「ゴジラビュールーム」も6部屋用意している。
なお、7月から9月の3カ月間の先行宿泊予約が、4月より開始されているが、取材時点で予約数は半数程度となっており、国内の予約者が多数を占めている状況だという。10周年を迎えたゴジラルームは取材前後の日程も宿泊予約が埋まった状態で特にインバウンド人気が高いとのこと。ゴジラVSキングギドラルームも国内から海外へ周知を広めていくとしている。
また、8階フロントフロアにあるグレイスリーラウンジではゴジラメニューを提供。7月1日からは、「アート和パフェ(キングギドラVer.)」(2,420円)、「プリントアートラテ(キングギドラVer.)」(1,870円)の2製品が新たに販売開始となる。
- 所在地:東京都新宿区歌舞伎町1-19-1 新宿東宝ビル フロント8階
【ホテルグレイスリー新宿】