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LG、壁から40cmで100インチ投写できる4Kレーザープロジェクタ「CineBeam S」
2025年7月7日 13:29
LGエレクトロニクス・ジャパンは、「LG CineBeam」の新モデルとして、壁との距離約8cmで40インチ、約40cmで100インチを投写できる超短焦点4Kレーザープロジェクター「LG CineBeam S」(型番:PU615U)を、7月10日正午から8月30日22時まで、Makuakeで先行販売する。一般販売予定価格は199,800円だが、最速割で32% OFFの135,860円などの複数のプランを用意する。
超短焦点プロジェクターのため、大画面を投写するために家具の配置を変えて距離を確保する必要がない。また、壁のそばに設置でき、投写場所とプロジェクターの間を誰かが横切って映像視聴の邪魔になることもないため、動画を投写しながら運動したり、立ったままスポーツ観戦したり、自由なコンテンツ視聴ができるという。
光源として3チャンネルRGBレーザーを採用し、明るさは500 ANSIルーメン。DCI-P3 154%(全体)の色域とHDR10に対応。コントラスト比は450,000:1。DLP方式で、解像度は3,840×2,160ドット。
外形寸法は110×162.3×160mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約1.9kgとコンパクトで軽量。片手で気軽に持ち運べるため、リビングで家族と映画を見た後に、寝室に移動して一人で映画鑑賞など、好きな場所に移動して大画面を映し出せる。
プロジェクターが斜めに設置されている場合でも、フォーカスと画面の水平を保ってくれ、即座に歪みのない映像に最適化してくれる。ピントや画角調整をユーザーが気にすることなく、置くだけですぐに自動調整を行なう機能を搭載。手動での微調整も可能。
8色の中から壁色にあわせて映像の色を調整できる「ウォールスクリーンモード」を搭載。真っ白な壁やスクリーンに投写しなくても、自然な色で映像観賞が可能という。
LG独自のwebOSを搭載。YouTube、TVer、Netflix、Prime Videoなど600以上のVODアプリが利用可能。iPhoneやiPadなどのiOSデバイス向けのAirPlay 2と、Android搭載デバイス向けのMiracastに対応し、スマホやタブレットのコンテンツを投写することもできる。
バッテリーは搭載していない。HDMI入力はeARC対応で1系統搭載。USB-Cは2系統備えている。USB-Cで給電しながら、PCとUSB-Cで接続することもできる。本体にDolby Atmos対応の4W+4Wのステレオスピーカーを内蔵する。
壁からの距離がより近くても大画面を投写できる
安藤康夫ゼネラルマネージャーは、「LG CineBeam S」の特徴として、従来モデルと比べ、壁からの距離がより近くても大画面を投写できる事を紹介。プロジェクターを設置するための場所を作らずに、壁の近くに自由に設置できる事や、壁とプロジェクターの間を人やペットなどが通って、投写の邪魔になる事が少ないなどの利点をアピール。
また、プロジェクターを移動させても、すぐに台形補正やフォーカスが自動的に調整される事や、壁紙が白くない部屋でも使えるウォールスクリーンモードなど、利便性を高める機能も紹介。
さらに、本体がコンパクトであるため、使わない時は仕舞っておく事や、部屋を移動する時も持ち運びが楽である事。デザイン性にも優れており、プロジェクターとしての存在感を主張しすぎないところもアピールした。