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ソニー、CFexpress 4.0規格対応メモリーカード&カードリーダー。540GBの動画データを5分で転送

CEA-G1920T

ソニーは、CFexpress 4.0規格に対応したCFexpress Type-Aカードとして、容量1,920GBの「CEA-G1920T」と、960GBの「CEA-G960T」、CFexpress 4.0対応カードリーダー「MRW-G3」を8月8日に発売する。価格は各オープンで、市場想定価格はCEA-G1920Tが155,000円前後、CEA-G960Tが95,000円前後、MRW-G3が29,000円前後。

【お詫びと訂正】記事初出時、タイトルなどで5“分”を5“秒”と誤って記載しておりました。お詫びして訂正します。(7月10日12時)

CEA-G1920T/G960Tの発売に伴い、CEA-Mシリーズの960GBと1,920GBは生産完了を予定している。

最大1,800MB/秒の超高速読み出しと最大1,700MB/秒の書き込みに対応するCFexpress 4.0規格のメモリーカード。

CEA-G960T

なお、2025年7月現在のソニーのカメラ製品は、CFexpress 4.0非対応のため、CEA-G1920T/G960Tを使用してもCFexpress 2.0規格での動作となる。

従来のソニー製CFexpress Type-Aカード同様、曲げ強度150ニュートン、落下強度7.5mの高い堅牢性が特徴。そのほか、耐温度、耐X線、耐磁性、UVガード、耐静電気性なども備えている。メモリーカードの状態を診断できるソフトや、復旧ソフトもダウンロード特典として付属する。

MRW-G3はPCのほか、スマホ、タブレットでも使用可能。USB 40Gbps対応で高速転送を実現。対応のデバイス接続時に、CEA-G1920T/G960Tのデータを転送すると、従来のCFexpress 2.0では11.3分かかっていた540GBの動画データの転送が約5分で完了する。

外形寸法は58×100.5×17.2mm(幅×奥行き×高さ)。重量は106g。USB-Cケーブルが付属する。

MRW-G3