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スティールシリーズ、ゲーミング初のハイレゾ対応ヘッドセット「Arctis Nova Elite」

「Arctis Nova Elite」(Sage&Gold)

スティールシリーズは、ゲーミングヘッドセットとして世界初というハイレゾワイヤレス認証取得のヘッドセット「Arctis Nova Elite」を、10月17日に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は111,080円前後。カラーはSage&GoldとObsidianの2色。

付属のGameHub。ヘッドセットのカラーにより、ノブの仕上げ色が異なる。画像はSage&Goldのもの
iPhoneと接続しても使用できる。このGameHubはObsidianに同梱されるもの
iPhoneと接続、Apple Musicでハイレゾ音源(96kHz/24bit ALAC)を再生すると、GameHubでも「96kHz/24bit」として認識された

付属の「GameHub」を使った2.4GHzワイヤレスとBluetooth、有線接続に対応したゲーミングヘッドセット。日本オーディオ協会によるハイレゾワイヤレス認証を取得しており、最大96kHz/24bitのハイレゾワイヤレスを楽しめる。

Bluetooth 5.3+LE Audio準拠で、コーデックはSBCとLE Audio向けLC3、LC3+をサポートする。

独自ドライバーのモックアップ。振動板にカーボンファイバー、フレーム部に真鍮を採用している

ヘッドセットには、カーボンファイバーを採用した独自ドライバーを搭載。フレーム部に真鍮を採用することで、「比類なき剛性を実現」したという。口径は40mmで、再生周波数帯域は10Hz~40kHz。

「Arctis Nova Elite」(Obsidian)
左ハウジングにボリュームダイヤルやミュートボタン、電源ボタン、有線接続用ポートなどを備える

PS5の立体音響「Tempest 3Dオーディオ」や「Windows Sonic Spatial」、「SteelSeries Sonar Surround for Windows」などをサポートする。

「ゲーミング界最高」というアクティブノイズキャンセリング(ANC)にも対応。従来のゲーミングヘッドセットの約2倍のノイズ低減効果があるという。外部音取り込みモードも搭載。

格納式のブームマイクのほか、4マイクハイブリッドシステムも搭載。ブームマイクを収納すると自動的にマイクが切り替わるため、外出時にも最適だという。

GameHub背面。USB-C×3とライン入出力を搭載。USB 3はXboxとの接続にも利用可能
側面にはバッテリー充電スロットを搭載。ヘッドセットのバッテリーを充電できる。GameHub自体はUSB-Cからの給電で動作する

GameHubは、前面にディスプレイとノブ、背面にUSB-C×3とライン入出力を備え、PCとPlayStation 5、Nintendo Switch、Xboxなどと有線接続して、簡単に入力を切り替え可能。最大4つのオーディオソースからの入力を同時にミックスすることもできる。給電はUSB-C経由。

ヘッドセット右ハウジングに着脱可能なバッテリーを搭載

ヘッドセットのバッテリーは着脱式で、製品にはバッテリーが2個付属。同社の「インフィニティ・パワー・システム」により、ホットスワップ可能なため、充電切れによるゲーム中断の心配がないという。

バッテリー駆動時間は最大30時間で、15分の充電で最大4時間使える急速充電にも対応した。上述のGameHubがバッテリー充電器を兼ねており、側面にバッテリー充電スロットを備える。

PC/スマホ用アプリから、ゲームタイトルに特化したプリセットEQ(イコライザー)を利用可能。自分の好みにあわせたEQ設定もできる。

10月9日~11日の3日間、東京・玉川にある「二子玉川 蔦屋家電」で、Arctis Nova Eliteの実機を体験できる新製品体験会も開催される。場所は2階 E-room、会場住所は東京都世田谷区玉川1丁目14番1号 二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット。

USB-C to Aケーブル×2本や予備バッテリー、3.5mmオーディオケーブル、マイク用ポップフィルターなどが付属する
持ち運びに使えるキャリーケースも付属