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ソナス・ファベールとBassocontinuoがコラボしたオーディオラック

「2025 東京インターナショナルオーディオショウ」で参考展示されたもの

ノアは、イタリアのオーディオラックメーカー・Bassocontinuo(バッソコンティニュオ)と、同じくイタリアのスピーカーブランド・Sonus faber(ソナス・ファベール)がコラボしたラック「B by Bassocontinuo Sf edition」を発売した。価格(税別)は底板が506,000円、棚板と支柱高235mmが539,000円、棚板と支柱高285mmが583,000円、アンプベースが506,000円。オプションで別の長さの支柱なども用意する。

仕上げはRed、Graphite、Wengeの3種類。コラボにより、Sonus faberの「Homage Collection」に採用されているグロス・フィニッシュを、ラック中央の象嵌パネルに採用。さらに、ボディに天然皮革をあしらい、「洗練されたイタリアンデザインとラグジュアリーな質感を融合させた」という。

B by Bassocontinuo Sf edition

基本構造は同社のオーディオ・ラック、ACCORDEONと同一で、独自のフルモジュラー構造を採用。高い剛性を持つ直径40mmの無垢の削り出しステンレス支柱を使い、安定性が高いだけでなく、共振や振動の減衰にも優れるという。

フルモジュラー構造を採用しているため、システムの変更時にはオプションの延長用支柱2.5cm、7cmの2種類を組み合わせて棚板間の高さを変更できる。

主となる素材には高剛性・高密度、制振性に優れたHDF材を採用。不要な振動・共振を抑制するための徹底的な対策も施した。

各棚板の裏面に、CDプレーヤーやアナログ・ターンテーブルの影響から発生する共振のピークポイントである1.5kHzを低減させる独自のダンパーを搭載する。

別売でDSD(4個1セット税別15,400円)というステンレス鋼材で構成されたスパイク受けも用意。底面にエラストマー樹脂を搭載することで、床から伝わる低周波の吸収・分散に理想的な効果を発揮するとのこと。