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Noble Audio“王の名”冠した完全ワイヤレス「FoKus Rex5」、モーツァルトから着想「FoKus Amadeus」
2025年11月20日 11:00
アユートは、Noble Audioの完全ワイヤレスイヤフォン・ハイエンドモデル「FoKus Rex5」、コンセプトモデル「FoKus Amadeus」を、11月29日に発売する。価格はFoKus Rex5が69,300円、FoKus Amadeusが49,500円。
FoKus Rex5
Rexはラテン語で「王」を意味する、王の名を冠したハイエンドTWS。5は搭載された5つのドライバーを表している。「サウンドの王者であるだけでなく、ANC、LDAC、マルチポイント接続、本体に記録されるAudiodo EQチューニング、その他多数のトップクラスの機能を備えたハイエンド完全ワイヤレスイヤフォン」として開発された。
音作りは楽しく洗練され、「力強いサブベース、引き締まったミッドベース、極上の中音域、そしてクリアな高音域」が特徴。Audiodoによるパーソナライズと、Nobleの改良されたFoKusアプリが提供する新しいEQツールにより、音の調整もできる。
Rex5のカラーは、BMW「M3」に由来し、「若々しさ、スポーツ性、ファッション性を表現している」という。アルミニウムハウジングを採用し、内部部品に金属的な環境を提供し、共振抑制により音のディテールを向上させている。
フェイスプレートのパターンは大理石のデザインにインスパイアされたもの。アルミニウム製の充電ケースは高品質な質感を与え、底部が金属でないためワイヤレス充電にも対応する。
ドライバーは、トライブリッド5ドライバー構成。
10mmダイナミックドライバー、精密な6mmプラナー(平面)ドライバー、3基のBAドライバーを組み合わせた。SBC、AAC、aptX Adaptive、LDACコーデックにも対応する。
Audiodoの音響パーソナライゼーションソフトウェアを搭載。ユーザーの聴覚特性に合わせて音を調整できる。セットアップでは、各耳の感度に基づいて音を微調整する独自のキャリブレーションを実施。「QCC3091」チップのメモリ機能により、カスタマイズされたプロファイルをイヤフォン内に保存可能。初期設定後はアプリ不要でどのデバイスでも利用できる。
アクティブノイズキャンセリング機能も搭載。再生時間はANC OFFで最大7時間、ANC ONで最大5時間。充電ケースを使えば、さらに18~25時間の追加再生ができる。15分の充電で約2時間の再生ができる急速充電にも対応する。
Bluetooth 5.4やマルチポイント接続にも対応。イヤフォン内にEQ設定を保存できるためカスタムサウンドを楽しめる。専用スマホアプリは「Noble FoKus」。
FoKus Amadeus
古典の天才に着想を得たコンセプトTWS。「モーツァルトの旋律の完成を追求する姿勢に敬意を表したトリビュートTWS」という。モーツァルトはわずか5歳でK.1(ケッヘル目録の最初の作品)を作曲し、その作品がこの製品名のインスピレーションとなっている。
Amadeusは、古典的な芸術性と現代的なエンジニアリングを融合させており、「鮮やかな赤い仕上げから精密に調整されたカスタムドライバーまで、“見た目も音も美しい”製品作りというNobleの理念を体現。単なる音楽鑑賞ではなく、感情を込めて聴くためのモデルであり、表現力豊かで没入感があり、洗練されたサウンドを提供する」とのこと。
筐体の赤い仕上げは、モーツァルトの肖像画にしばしば描かれるトレードマークの燕尾服へのオマージュ。
内部には、新開発の8.3mmカスタム三層ダイアフラム・ダイナミックドライバーを搭載。チューニングは、「臨床的になりすぎることなく表現力とディテールを重視し、分析的というよりも没入感のある空間と音楽性を提供する」という。
パーソナライズ機能の「Audiodo Personal Sound」も搭載。左右の耳の聴力を分析し、個別のサウンドプロファイルを構築。一度設定すれば、そのプロファイルはイヤフォンに直接保存され、すべてのデバイスで適用される。
Qualcommの「QCC3091」チップセットを搭載。Bluetooth 5.4を搭載し、高解像度再生と低遅延パフォーマンスを保証するとのこと。コーデックはSBC、AAC、aptX Adaptive、LDACをサポートする。
再生時間は、ANC OFFで最大約12時間、ANC ONで最大約8時間。充電ケースはさらに約2.5回分のフル充電を提供し、合計で最大約42時間の使用が可能。急速充電にも対応し、10分の充電で約2時間の再生が可能。





