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STAXの銘機がリケーブル仕様で復活「SR-009D」
2025年11月27日 09:00
スタックスは、現行STAX機の原点である「SR-009」を、着脱式ケーブル構造で復活させた静電型ヘッドフォン「SR-009D」を、12月3日に発売する。価格は385,000円。
2011年に発売されたSR-009は現行のハイエンドモデルである「SR-X9000」や「SR-009S」誕生のきっかけとなったモデル。固定電極を採用した大型円形のドライバーが特徴で、長くハイエンドヘッドフォンブームをけん引する存在だったが、新フラッグシップ機の登場により生産完了となっていた。
そんなレジェンドモデルが、国内外の多くの声を受けて復活。ボディカラーとケーブル素材、専用収納ケースの変更に伴い、発売当時よりも価格を抑えて登場する。
現行のSTAXラインナップでは標準装備となっている交換可能なリケーブル構造を採用。将来的な高品位ケーブルへの交換や不意の断線に対する容易なメンテナンスを可能とすることで、使い勝手を高めた。
接着剤を一切使わずに3枚のステンレス板を結合させた「MLER(多層固定電極)」を搭載するほか、ユニットケースは新たにインジェクション成形加工とすることで軽量化も実現している。
ヘッドパッドには幅広い頭部形状にフィットする、10段階のクリック式機構を採用した。イヤーパッドは肌に触れる部分は羊革、取り付け部分には人工皮革を採用。付属ケーブルは長さ2.5m、平行6芯の特製幅広低容量OFCケーブル。
再生周波数帯域は5Hz~42kHz、静電容量は110pF(付属ケーブル含む)、インピーダンスは145k Ω (10kHz にて付属ケーブルを含む)、音圧感度は101dB(/100Vr.m.s.入力/1kHz)、バイアス電圧はDC580V。
発売記念キャンペーンとして、12月末日までの期間限定で上位グレードの交換用ケーブル(1.5m/6N OFC + 銀メッキ軟銅線)のプレゼントキャンペーンを行なう。
製品に同梱される保証登録請求ハガキにて保証書を請求した人に、保証書の返送とともに、上位グレードの交換用ケーブルをプレゼントいするもので「発売当時のSR-009のオリジナルサウンドが甦るお得なキャンペーン」とのこと。プレゼントに伴う保証書の請求は12月31日の消印有効。






