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フォステクス、アカシア無垢材ハウジングのヘッドフォン「TH810/TH818」

TH810(左)、TH818(右)

フォスター電機は、密閉型ヘッドフォン「TH810」と開放型ヘッドフォン「TH818」の2機種を4月下旬に発売する。価格はオープン。市場想定価格は、TH810が198,000円前後、TH818が237,600円前後。

「フラッグシップヘッドフォン『TH910』『TH919』が誇る圧倒的な解像度と極上の響きから生まれる高い音楽性をより幅広いリスナーへ届けるべく開発した」というヘッドフォン。

ハウジング以外はTH910/TH919と同一。TH910/TH919のハウジングで採用している伝統の漆工芸で仕上げたハードメイプル無垢材ハウジングと同様の音色を、漆工芸を施さずに実現するため、様々な木材から選りすぐったアカシア無垢材を採用した。

その魅力的な響きからギターやウクレレなどに採用されるアカシアにより、TH910/TH919を受け継いだしっかりとした深みのある低音域からクリアで伸びやかな高音域を楽しめるという。

TH810

オープン型のTH818は、ハウジング開口部に組子細工の幾何学模様をモチーフにした艶消しアルマイト仕上げのアルミ材を採用。レーザーカットによるメッシュ加工の精密な2層構造とし、開口率と各内部パーツを綿密に調整することで、オープン型に相応しい解像度が高く聴き疲れしにくい自然な音場を目指した。

TH818

50mm径のバイオダイナドライバーは、新開発のエッジにより振幅の安定性を向上することで、低域を余分に膨らませることなくタイトで引き締まった表現が可能。不要共振を抑制することで余計な付帯音による濁りを解消し、自然で滑らかな中音域を実現している。

ハウジングのベースプレートやハンガーなどの機構部品には、マグネシウム合金を採用。またアルミ合金比で20%軽量化するだけでなく、回転機構部にゴム製パッキンを採用し余分な振動を極力排除。各部品の細部まで配慮する設計思想で改善を図り、使用感を向上させた。

新形状のイヤーパッドは、顔に当たる面を傾斜させた形状で装着感を最適化。内部の低反発ウレタンは2層構造とし、顔の形状にフィットするよう柔らかいタイプを表側、高弾力タイプを内側に配置。加えて、従来比で耐久性を3倍に高めたシルクプロテイン製合皮の採用により、長時間にわたるリスニングでも快適な掛け心地で使えるように設計した。

ヘッドパッドとヘッドバンドには、天然素材のシープスキンを使用。

不純物を極限まで排除し伝送能力を高めた7N(99.99999%)グレードの高純度OFC(Oxygen Free Copper:無酸素銅)ケーブルを内部配線材と付属のアンバランス・ケーブルに採用。

オプションの4.4mmバランスケーブル「ET-TH4.4BL2Y」や、同時発売するXLRバランスケーブル「ET-TH-XLR2Y」も使用できる。

XLRバランスケーブル「ET-TH-XLR2Y」。価格はオープンで、市場想定価格は39,600円前後

TH810とTH818のスペックは以下の通り。

  • インピーダンス:25Ω
  • 感度:100dB/mW
  • 最大入力:1,800mW
  • 再生周波数帯域:12.5Hz〜45kHz
  • 重量:約385g(ケーブル含まず)
  • 付属品:レザー調ポーチなど