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R2R DACにビンテージ真空管。CDプレーヤーにこだわり、“総合オーディオブランド”に進化するSHANLINGとは何者か

SHANLINGのSACDプレーヤー「SCD3.3」

AV Watch読者、特にポータブルオーディオが好きな人は、SHANLINGというブランドをご存知だろう。超小型DAP「M0」や、最近では旭化成エレクトロニクスの「AK4499EX+AK4191EQ」を搭載しつつ、真空管まで内蔵した「M8T」など、様々なDAPを展開。イヤフォンやヘッドフォンも手掛けているので「ああ、あのポータブルオーディオのブランドね」「ここ何年かで目にする機会が増えたな」と認識している人も多いと思われる。筆者もそんなイメージを抱いていた。

SHANLING「M0」(チタニウムグレー)

だが、それはあくまで“日本に上陸して知名度が上がったのが最近だった”だけで、実は中国・深センでの創業は1988年と、約38年の歴史がある、老舗ブランドと言って良い。さらに、ポータブルオーディオのブランドというイメージも実態とは異なり、創業当初から2chアンプやCDプレーヤーなど、据え置きのオーディオ機器を開発。創業者も含め、社員はオーディオマニアばかりだという。

こだわりを詰め込んだ据え置きCDプレーヤーが大ヒットし、中国国内はもちろん、東南アジアなどでは“ハイエンドなCDプレーヤーを得意とするHi-Fiブランド”として知られるようになった。日本ではポータブルオーディオから人気になったので、ポータブルオーディオのブランドというイメージがあったが、実際は総合オーディオブランドなのだ。

そんなSHANLINGは6月に、自ら開発したR2R DACと真空管を組み合わせた、ハイエンドなSACDプレーヤー「SCD3.3」(オープン/市場想定価格709,830円前後)を発売した。音楽配信サービスが普及し、CDプレーヤーの新製品は減少傾向にある中で、ブランドの技術を結集した、かなり気合の入ったモデルで、光ディスクを今後も楽しみたいとオーディオファンの間で話題になっている。

SCD3.3

さらに、3月にはコンパクトなCDトランスポート「CT90」(オープン/市場想定価格158,400円前後)を発売。7月中旬には、バッテリー内蔵で、Bluetooth送受信やUSB DAC機能も搭載したポータブルCDプレーヤー「ECPLAY」(オープン/市場想定価格33,000円前後)を発売するなど、かなりCD/SACDプレーヤーで“攻めて”いるSHANLING。

コンパクトなCDトランスポート「CT90」
ポータブルCDプレーヤー「ECPLAY」

そもそも彼らどんなブランドで、そして、なぜCDプレーヤーにこだわるのか。SHANLINGで、据え置き機のマーケティング・ディレクター高氏にインタビュー。さらに、前述のSCD3.3、CT90、ECPLAYのサウンドも聴いてみた。結論から言うと、日本のオーディオブランドとは違う考えを持ちつつ、オーディオに対する熱い想いを抱き、ユニークな製品を作るSHANLINGの“中の人達”が見えてきた。

SHANLINGとは何者か

1988年に、Li Jinhui氏が深センで設立したブランド・SHANLING。創業者だけでなく、エンジニアやマーケティングなども含め、音楽とオーディオが好きなメンバーが集まってスタートしたそうだが、いきなり自分達のHi-Fi製品を作るのは難しい。ブランド創立当初は、カラオケ用の機器を作っていたほか、OEMとして、日本の有名ブランドの製品開発も行なっていたそうだ。

そうして技術を磨きながら、SHANLINGブランドのHi-Fi製品も作り始める。最初に大ヒットしたのは、2001年に開発した「CD-T100」というCDプレーヤー。CDプレーヤーながら、真空管も搭載し、温かみのあるサウンドが楽しめるモデルとして、世界的な人気となり、SHANLINGブランドの知名度が一気に上昇した。

2001年に開発した「CD-T100」。この時からすでに、真空管をCDプレーヤーと組み合わせている

その後も、同モデルを進化させつつ、2004年には世界限定300台、当時約6,995ドルで、アルミニウムCNC加工の3本足筐体に、真空管も組み合わせた「CD-T300」という超弩級モデルも開発。余談だが、このCD-T300の特徴を、現代に蘇らせたようなモデルが、現行のハイエンドCDプレーヤー「CD-T35HP」だ。

2004年に世界限定300台で発売された「CD-T300」
コンパクトデスクトップCDプレーヤーも手掛けた
日本では発売されていない「CD-S100」

「当時、中国国内では、自社でCDプレーヤーを開発できるブランドは少なく、それもあってSHANLINGブランドが知られるようになりました。現在でも、中国のHi-Fi CDプレーヤーブランドとしてはダントツの知名度だと自負しています」(高氏)

据え置き機のマーケティング・ディレクターである高氏

当時、アンプやスピーカーの開発と比べ、デバイスの選択やピックアップの選別など、CDプレーヤー開発の技術的なハードルは高く、それがSHANLINGの強みになっていた。

「我々は、OEMやODMで製品開発の経験が豊富にあり、ボディのフレームをどうするべきか、電源管理の方法、変圧器をどうするのが良いのかなど、様々なノウハウを吸収していきました。また、それだけでなく、我々からもOEM/ODMメーカーに、このような技術を持っているので、こんな製品を作った方が良いのではないかという提案も行ない、SHANLINGとOEM/ODMメーカーが互いに成長してきたのです」。

こうした努力の結果、現在はデジタル部分では他社を凌ぐ技術力を獲得。Android OSを搭載した製品でいかに高音質を実現するか、そしてディスクリートDACであるR2R DACモジュールも、専用のチームを設けて、研究・設計・開発を行なっているそうだ。

現在では、SHANLING本社と工場を含めて社員数は約100人にまで成長。PCB設計、Android開発チーム、UXの開発チーム、アナログ部分のエンジニアリングチーム、前述のR2Rモジュール設計チームなどがあるという。

エンジニア達が設計などを行なうオフィス
アナログ部分の開発現場

“SHANLINGの音”は、どう作られているのか? CDプレーヤーにこだわる理由

高氏に、SHANLINGの製品開発手法について聞く中で、最も印象深かったのは“チューニング方法”だ。

チューニング方法は、オーディオブランドによって異なるが、老舗のブランドでは、いわゆる“ゴールデンイヤー”的なカリスマ・エンジニアがいて、その人が最終的にチューニングするというパターンも多い。

だが、SHANLINGのチューニングは異なる。まず、新製品の試作機は、異なるチューニングのものを10台ほど作り、試聴室に用意された、固定のアンプ・スピーカーと、多数の試作機を接続して聴き比べていく。

音のチューニングが行なわれるSHANLINGの試聴室

音を聴くのは、オーディオ好きが集まって生まれたブランド・SHANLINGらしく、エンジニアだけでなく、ソフトウェア開発チーム、ハード開発チーム、管理部、マーケティング担当など、部門を問わないメンバー達。高氏もそのメンバーの1人だ。

彼らが10台ほどの試作機を全て聴き比べ、皆で意見を出し合いながら音をチューニングしていく。「1人が音を判断すると、必ずその人の好みが反映されます。SHANLINGが目指しているのは、90%以上の“多くの人が”魅力的だと感じる音です。そのために、社内のメンバーだけでなく、ユーザーからの意見も重視しています」。

多くの人が魅力的と感じる音を実現するため、発売前の試作機をオーディオイベントなどに持ち込み、試聴してもらい、一般ユーザーからの意見も募る。それだけでなく、WeChatなどのコミュニケーションサービスに、専用のグループを作成。そこに書き込まれる要望も参考にする。「要望が多ければ、その声を製品に反映させてきました」(高氏)。

Hi-Fiブランドによっては、各ブランドが追求する音というがあり、それにファンが付くという構図もある。しかし、SHANLINGは“ブランドの音”に良い意味で固執せず、多くの人が良い音だ、魅力的だと感じる音を追求する事を、ブランド・フィロソフィーとして掲げる。これはつまり、ユーザーの声によって変化していくブランドと言い換える事もできるだろう。

そんなSHANLINGが、音楽配信が普及している今、光ディスクプレーヤーにこだわるのも、ユーザーの声が根本にある。

「音楽配信がトレンドになっていますが、日本や韓国、中国などでは、まだ多くの人がCDを愛用しています。手持ちのライブラリーを楽しみたいという人も多いですが、CDでしか聴けない、配信されていない曲がまだまだ多いというのも背景にあると思います。また、年配のオーディオファンの中には、まだストリーミングに慣れていないという方も多い。SHANLINGがCDプレーヤーにこだわり、まだ開発を続けているのは、CDプレーヤーに強みを持つブランドであるのと同時に、こうしたユーザーの声を聞き、まだ大きなニーズがあると判断しているからです」(高氏)。

さらに高氏は、続ける。「SHANLINGのCDプレーヤーには、例えばBluetoothの送受信機能を搭載したり、AirPlayで聴けるようにするなど、最新の技術を盛り込む事も大事にしています。こうする事で、ユーザーの皆さんにCD再生の新しい魅力を発見・体験していただけると考えています」。

なお、CDプレーヤーと言えば、ピックアップ部品の不足を理由に事業を終了するブランドも多いが、高氏にその不安をぶつけたところ、「ピックアップは、光学系(光ピックアップ)と、サーボ系(制御・駆動機構)の主に2つのパーツが組み合わさっていますが、サーボ系の回路は我々自身が作っています。また、光ピックアップも、多数の在庫を確保済みなので、心配しないでください」と笑顔で語っていた。

SCD3.3のピックアップ部分

最新のR2R DACと真空管を組み合わせた「SCD3.3」

そんなSHANLINGが培った技術を投入したのが、6月に発売されたハイエンドSACD/CDプレーヤー「SCD3.3」だ。

SCD3.3

SHANLING自社開発のSACDディスクシステムとHD850ドライブ、そして自社開発の第2世代型24bit R2R DACを組み合わせている。さらに、これまでに開発してきた真空管搭載CDプレーヤーの技術を活かし、12AT7真空管をデュアルで搭載。RCA/XLR出力時には、真空管を通した滑らかなサウンドも楽しめるようにしている。かなりマニアックなプレーヤーだ。

「R2R DACを開発したのは、DACチップと比べ、音のチューニングがしやすいためです。それだけでなく、マーケティングの観点では、そのプレーヤーに搭載している“DACチップのグレード”によって、“プレーヤー自体のグレード”も決まってしまうような見られ方をしてしまうことが、問題だと感じていました。R2R DACをモジュールとして開発したのは、そうした問題を解決したいという思いでもあります」(高氏)。

SCD3.3に搭載されているR2R DACのモジュール基板

一方で、高氏は「例えば、既存のDACチップと比べ、R2R DACが性能も含めてすべての面で良いわけではない」とも語る。

「例えるなら、日本料理と中華料理の違いのようなもので(ΔΣ方式とマルチビット方式)、日本料理と中華料理それぞれに、低価格なものから高級なものまであります。R2R DACもそれと同じで、我々が求める音を作りやすいという面で優れており、そのR2R DACの中で、より良いものを追求しています」という。

「R2R DAC自体は、最新の複雑な技術というわけではなく、伝統的でシンプルな技術です。例えるなら、小学校で出されるような簡単なテストを、高速かつ高精度に回答していくようなイメージです。SCD3.3に搭載した第2世代型24bit R2R DACでは、許容差0.01%という高精度な抵抗器212個も組み合わせた、高精度な抵抗ラダーを使っています。そこに、4bit補正コードと、補助的なプッシュプル差動アンプ回路を備えた19bitアーキテクチャも搭載しました」(高氏)。

SCD3.3の内部

SCD3.3がユニークなのは、ここに真空管を組み合わせているところだ。「12AT7真空管の中でも珍しい、シルバーのフレームグリッド構造を採用した珍しい真空管を使っています。これは、仕入先の工場にコレクション品としてストックされていたものです。これを使ったところ、例えばフルートの高音が、よりスッキリとしたサウンドになり、試聴の結果、これでいこうと判断しました」という。

フロントパネルから見える12AT7真空管
12AT7真空管の中でも珍しい、シルバーのフレームグリッド構造を採用した真空管を採用している
放熱のために、真空管部分は底部もメッシュになっている

SHANLINGは、3本脚デザインの筐体や、AKMの「AK4499EQ」DACを採用したハイエンドCDプレーヤー「CD-T35」も手掛けているが、高氏は「CD-T35は、これまで培ったアナログ技術の集大成として開発した“アナログのスポーツカー”、SCD3.3はアナログ技術に最新のデジタル技術も盛り込んだ“電気自動車のスポーツカー”ですね」と、それぞれの立ち位置を説明した。

ハイエンドCDプレーヤー「CD-T35」

SHANLINGの注目CDプレーヤーを試聴する

ハイエンドCDプレーヤー「SCD3.3」

SCD3.3(実売約70万円)を試聴した。組み合わせたのは、Bowers & Wilkins「804 D4」と、デノンのアンプ「PMA-A110」。CDは「山下達郎/TREASURES」、「情家みえ/ボヌール」(UHQCD+MQACD)、SACDは「Pure-AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS」などを聴いた。

SCD3.3でCDを再生するところ。トップローディング方式で、天の蓋を手で開け、CDをセット。付属の磁気スタビライザーを乗せて、蓋を閉めるとローディングとなる。手間をかけて再生するところが、レコードのようでもあり、ワクワクする瞬間だ

真空管を通る、RCA出力の音を聴いたのだが、山下達郎「アトムの子」冒頭のドラム乱打の情報量の多さに圧倒される。お腹をグッと圧迫されるような、量感のあるスネアドラムの音が張り出してくるのだが、その低音に埋もれず、上空に「シャン、シャン」という鈴の透き通るような高音がクッキリと描写される。

同時に、ドラムの響きやシンセサウンドの余韻が、奥の空間へと広がっていく様子も立体的に展開する。この微細で、精密な描写は、自社開発の第2世代型24bit R2R DACの効果だろう。

そして最大のポイントは、情報量が多いだけではなく、しっかりと“美味しい音”になっている事だ。ディスクリートDACにこだわったプレーヤーは、微細な音ではあるが、味気なく、神経質な音になってしまう事もあるのだが、SCD3.3はそうではない。鈴の音には艶があり、ボーカルにも人の体温が伝わるような生々しさがある。SACDで聴くSuaraの「キミガタメ」も、情感が豊かで、試聴というのを忘れて、目を閉じて聴き入ってしまう。

このホッとさせるナチュラルさは、真空管の効果と思われる。それでいて、ナローでフォーカスの甘い音にはなっていない。“情報量の多さ”と“ナチュラルで心に染みるサウンド”という、両立が難しい要素をSCD3.3は兼ね備えている。「独自のR2R DACを開発しながら、真空管にもこだわる理由がこれか」と、納得するサウンドだ。

もちろん、RCA/XLR出力以外の、I2S、USB、同軸デジタル出力を使うと、真空管を経由しないサウンドが楽しめるのも魅力だ

背面
ディスプレイはタッチ式。出力の切り替えや、I2Sのモード切替も可能。
リモコンも付属する

さらに、CD再生だけでなく、Bluetooth受信機能やUSBストレージ、同軸デジタル入力も搭載。Bluetooth受信はLDACにも対応しているため、対応スマホで再生している音楽配信を、LDACで受信し、SCD3.3から再生する事もできる。

試しに、スマホで再生するQobuzの曲を、SCD3.3で再生してみたが、「これがBluetoothの音なの!?」と驚くほど、情報量が多く、低域もドッシリとした肉厚なサウンドが楽しめた。CDを再生しない時も活躍するプレーヤーになりそうだ。

スマホからのBluetooth受信にも対応する

CDトランスポート「CT90」

左からCDトランスポート「CT90」、デスクトップDAC兼ヘッドフォンアンプ「EH90」

3月に発売されたコンパクトなCDトランスポート「CT90」(実売約16万円)と、CT90と同じ筐体サイズで、R2R DACを採用したデスクトップDAC兼ヘッドフォンアンプ「EH90」(発売時期未定/市場想定価格22万円前後)も聴いてみたが、この音も良い。

CT90もトップローディング方式

CT90は、ドライブユニットとしてサーボシステム「SAA7826」と光学ドライブ「DA11」を採用。専用アップサンプリングチップセット「CT7302C」を搭載し、豊富な出力端子を備えているのが特徴で、I2Sからは最大PCM 768、DSD 512で出力。同軸デジタル、AES/EBUでも最大PCM 192、DSD 64(DoPモード設定時)で出力できる。

CT90の背面

最初は同軸デジタル出力でEH90と接続。「アトムの子」の微細な描写に聴き入っていたのだが、I2Sで接続すると、さらに解像感がアップ。音像の輪郭がよりシャープになり、ドラムのヘッドが振動する様子が目に浮かぶようだ。音の洪水を浴びるような、まさにオーディオ的快楽が味わえる。

CT90の機能にも注目だが、組み合わせたEH90のR2R DACのナチュラルなサウンドと、ヘッドフォンアンプとしての能力の高さを考えると、この2モデルはかなりお買い得だと感じる。

EH90
EH90の背面

ポータブルCDプレーヤー「ECPLAY」

バッテリー内蔵のポータブルCDプレーヤー「ECPLAY」も聴いてみよう。このECPLAY、ポータブルながらSHANLINGらしい、マニアックな製品でもある。イヤフォン出力を搭載しているのだが、3.5mmのシングルエンドに加え、4.4mmバランスも搭載。しかも、32Ω負荷時最大700mWというパワフルな出力が可能だ。

ECPLAY

さらに、 Bluetooth 6.0の送受信が可能で、SBC、AACに加え、LDACもサポート。USB DAC機能まで搭載しており、PCとUSB接続して、PCの音をヘッドフォンで楽しむ時のDAC兼ヘッドフォンアンプとして使うこともできる。屋外だけでなく、家の中でも活躍するポータブルCDプレーヤーだ。

4.4mmバランスも搭載
USB DACとして使うこともできる

4.4mmバランス接続のヘッドフォンで試聴したが、SHANLINGらしい、ユートラルでクリアなサウンドだ。低価格なポータブルCDプレーヤーだと、どうしても低音を膨らませて派手にしたり、高域を綺羅びやかにするような製品も存在するが、そうした演出をせず、素直なサウンドにまとめている。Hi-Fiオーディオブランドとしての哲学を感じるプレーヤーだ。

PCとUSB接続して使うことも可能

伝統と柔軟性で躍進するSHANLING

“ポータブルオーディオのブランド”というイメージを持っていたら、突然、約70万円の真空管搭載SACDプレーヤーが登場し、驚いた人もいるだろう。

しかし、取材を通じて見えてきたのは、約38年の歴史を持つ老舗で、技術を磨き、躍進のキッカケとなったCDプレーヤーを現在まで進化させ、アンプやスピーカー、ポータブルオーディオ、そしてソフトウェアや自分達でR2R DACモジュールまで開発するようになった“総合オーディオブランド”というSHANLINGの姿だ。

こうした歴史を持ちながら、ブランドの音にとらわれ過ぎる事なく、チューニングも含めてユーザーの意見を重視する柔軟性も備えているのがSHANLINGの特徴であり、躍進の原動力なのだろう。それは、日本市場での展開においても同様だ。

高氏は日本のオーディオファンについて、「他人の意見に左右されず、“自分がどんな音を求めているのか”を、理解している方が多い」と分析する。「日本には既に強いオーディオブランドが存在します。その中に、SHANLINGのようなブランドが新規参入するのは難しい試みだというのは理解しています。しかし、そんな日本のオーディオファンの皆さんにこそ、一度、SHANLINGのプレーヤーの音を試していただきたいと願っています」。

Amazon プライムデーでSHANLING製品がセール中

SHANLINGを含め、MUSINが取り扱うiBasso、TOPPING、ONIX、TWISTURA各メーカーの製品が、10日からスタートしたAmazon プライムデーでセール対象となっている。セール期間は7月13日23時59分まで。最大20% OFFで購入できる。

主なセール対象製品は以下の通り。

  • TOPPING『DX5II』6% OFF
  • SHANLING×水月雨『Crossover EC Zero T』5% OFF
  • iBasso Audio『DC04Ultra』10% OFF
  • ONIX『Tocata XM2』7% OFF
  • TWISTURA『WOODNOTE』20% OFF
  • iBasso Audio『DX180』15% OFF
  • iBasso Jr.『Cookie Ti』10% OFF
  • SHANLING『Regal』20% OFF
  • TOPPING Professional『E1x2 OTG』12% OFF
  • iBasso Audio『DX340』6% OFF
山崎健太郎