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映画「バックルームズ」9月公開。都市伝説の空間に迷い込む本編映像
2026年8月24日 07:00
都市伝説とされていた空間“Backrooms”を舞台とした映画「バックルームズ」が9月4日に劇場公開される。公開に先駆けて、主人公・クラークがバックルームズへ初めて迷い込む瞬間を捉えた本編映像が解禁された。
今作は、16歳で発表したYouTube短編動画「The Backrooms (Found Footage)」が伝説となり、17歳で映画化を企画、19歳で撮影をした映像クリエイター、ケイン・パーソンズ(現在21歳)が、映画製作・配給会社「A24」とタッグを組んだ長編初デビュー作。
舞台は、都市伝説とされていた空間“Backrooms”。「ある日突然“現実世界の裏側”へ外れ墜ちてしまったら…?」どこまでも続く黄色い壁紙の部屋、終わりのない廊下。不自然な間取りと、意味を失い床に埋まった設置物。わずかに現実からズレている――そんな出口のない“リミナルスペース”で、観客は“最高密度の不安と恐怖”を体験する。
全米では5月29日に封切られており、初週末で興行収入8,100万ドル(約129億円)を突破。前週に公開された「スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー」の興収を上回り、初週全米1位を獲得した。
さらに初週末の世界興収は1億1,800万ドル(約188億円)に達し、世界興収ランキングでも1位を記録。パーソンズはアメリカを含む世界48カ国で初登場1位の映画を生み出した“史上最年少監督”となり、YouTube発のクリエイターが映画史を塗り替えるという、歴史的快挙を成し遂げている。
今回公開された本編映像は、主人公のクラークが“バックルームズ”へ初めて迷い込む瞬間を捉えたもの。異常な電気代を怪訝に思い、店に泊まり込んでいたクラーク。ビールを片手にテレビにヤジを飛ばしていると、突然、画面に映し出されたのは、四方を黄色い壁に囲まれた見知らぬ部屋。
そして次の瞬間、テレビの電源が落ちると同時に、地下の蛍光灯がひとりでに点灯する――。
不審に思ったクラークが地下へ向かい、ブレーカーを落とすも、⼀向に消えない電気。苛立ったクラークが昼間に偶然見つけた奇妙な場所のブレーカーを落とすと、ようやく店内は暗闇に包まれる。だが、静まり返った闇の中、壁に⼀筋の光が浮かび上がる。
恐る恐る手を伸ばし、その光に触れた瞬間――クラークの身体が壁の中へと引きずり込まれてしまう。たどり着いたのは、黄色い壁に囲まれ、家具が無秩序に積み上げられた不気味な空間。何が起きたのかも分からないまま、クラークは周囲を警戒しながら、恐る恐るその先へと歩を進めていく。
⼀体ここはどこなのか。なぜクラークは、この場所に迷い込んでしまったのか。その先に待ち受けるものとは? 日常のすぐ隣に、“バックルームズ”という異空間が突如開かれる瞬間を切り取る映像となっている。
「進撃の巨人」諫山創が映画を鑑賞
パーソンズ監督は、YouTube上で「進撃の巨人」をテーマにした“歴史的ドキュメンタリー風”の映像や、独自のVFXを駆使した作品を複数公開し、「進撃の巨人」の大ファンとしても知られる人物。
そんな監督の熱意に応えるように、今回「進撃の巨人」の原作者である諫山創が映画を鑑賞し、「かつて体験したことあるかのような、しかし、確実な初恐怖体験。」とコメントを寄せた。
そのほか、大森時生(テレビ東京プロデューサー)や、川村元気(映画「8番出口」監督)、近藤亮太(映画監督)といった著名人も称賛の言葉を寄せている。
コメント全文(50音順/敬称略)
好奇心と恐怖を駆り立てる不気味な間取りのルームツアー体験。
かつて体験したことあるかのような、しかし、確実な初恐怖体験。
流行りモノかと思いきや映画の未来を担う才能と出会ってしまった体験。
退屈な日常の床は抜け、終わりのない世界の裏側へ落ちる体験。
かつてデヴィッド・リンチは深夜のハイウェイを人間の深層心理へと接続した。ケイン・パーソンズは無⼈のオフィス空間から私たちの不安の階層へと降りていく。ここに並列するのは今年、北米公開された『8番出口』かもしれない。“2020年代”という無限回廊。
こんな映画、二十歳やそこらじゃ撮れない。2026年、最も不気味な映画体験︕
若き天才が作った果てなき空間旅行は、現代ホラーの終着駅だと確信する映像体験。
出れそうで出れない悪夢のような映画体験。
迷宮セットでの無限ループ撮影に、強烈な親近感︕
ホラー表現の最前線――黄ばんだ異界と異形の迷宮を歩き彷徨う、最悪の迷子体験。
不安と郷愁の深奥に迷う、マインドフルネス・ホラー体験。
参照が飽和する時代、若き天才が掴む恐怖の形。
ここから先、すべてが既知の未体験。
僅かな違和感の連続、気付いた時にはもう手遅れ、”最低最悪”のアハ体験。
圧倒的新時代感と、古典的金字塔の風格が同居する、とにかくやばい映像体験。
ありふれた建築の秩序のままに増殖する、無間の空間に襲われる体験。
見慣れた空間が、二度と元には戻らない。
映画館を出ても、バックルームズは終わらない。日常まで恐怖に変わる体験。
これぞ、観たかった「バックルームズ」。
空間そのものが恐怖へ変わる体験。
アートのような恐怖体験。バックルームに感じる「懐かしいのに怖い」あの感情の正体に、この映画は踏み込んでくる。⼀番怖いのは、モンスターじゃない。自分の感覚が信じられなくなることだ。
正解なき迷宮を彷徨い、自我の輪郭すら曖昧になる不条理な体験。
羨ましいほどに恐ろしい体験。
異常芸術で彩られた圧倒的物量の煉獄空間を駆け巡る迷宮体験。
宇宙の果てについて考えてしまうように、空間の果てを探索体験。
高熱の夜に覚えた、あの名状し難い不安を呼び覚ます悪夢体験。
