BD対応ライティングソフト「Roxio Creator」最新版

　ソニック・ソルーションズ株式会社と株式会社ラネクシーは、米Sonic SolutionsのBlu-ray Disc/DVD/CD対応ライティングソフトの最新版「Roxio Creator 2010」を発売する。

　ダウンロード版はソニックの「ロキシオショップ」で8月26日に、パッケージ版はラネクシーより9月11日に発売。BDオーサリング/再生用のプラグインを同梱したパッケージも用意するほか、各プラグインのみのダウンロード販売も行なう。価格は下表の通り。対応OSはWindows XP/Vista/7で、それぞれ64bit版もサポートする。

　主な強化点としては、GPUを使った高速エンコードに対応。NVIDIAのCUDAと、AMDのATI Streamの両技術をサポートしている。また、編集した部分だけを再エンコードすることで時間を短縮できるスマートエンコード機能も搭載する。ビデオ変換時には、変換前のプレビューや、変換中の一時停止/再開が可能になったほか、変換作業のスケジュール設定により、PCを使わない時間に変換作業を割り当てることもできる。

　オプションのBDオーサリング用プラグインを使用することで、PCやBDプレーヤーで再生可能なBDディスクが作成可能。AVCHD対応ビデオカメラで撮影したハイビジョン映像をBD/DVDにバックアップできるほか、同ソフトでBD-REに記録した動画を、HDDに移動せずにBD-REディスク上で編集/再記録できる。また、HDVカメラで撮影したビデオをHDDに保存せず直接ビデオカメラからPCのBlu-ray/DVDドライブで記録することも可能。そのほか、オプションのプラグインで、BDビデオやBDAV/BDMVディスクの再生(コピープロテクトされたBDAVを除く)も行なえる。

　また、新機能の「Roxio Burn デスクトップウィジェット」により、他のアプリケーションを使用せずドラッグ&ドロップでディスクへの書き込みが可能となっている。さらに、UIの改善により、使用頻度の高いタスクが常に中央に表示され、行ないたい作業にアクセスしやすくなったという。

　そのほか、動画共有サイトにあるビデオをHDDに保存し、iPhoneやiPodなどで再生可能なフォーマットに変換することや、ストリーミングのインターネットラジオから音楽を取り込んで、iTunesのライブラリに追加することもできる。