「スカパー!光」で5月にHDサービス開始。3Dにも対応

-HDパックなど展開。STBは630円/月でLAN録画可能


5月1日サービス開始


 スカパーJSATとオプティキャストは、NTT東西のFTTH回線を使った多チャンネル放送サービス「スカパー! 光」において、5月1日よりスカパー! HDのハイビジョン放送を開始する。申し込み受付は4月27日より行なう。

 従来のスカパー! 光では、地上/BSデジタル放送の再送信に加え、CSのスカパー!(124/128度)の番組を光ファイバー経由で送信していた。5月からは、CSで2008年から展開しているHD放送「スカパー! HD」の番組もFTTHでハイビジョン伝送開始する。

 

スカパー! 光のHDチューナ「SP-HR250H」
 目玉商品として、「スカパー! 光 HDパック」を用意。44のハイビジョンチャンネルと27の標準画質(SD)チャンネルを組み合わせた71チャンネルで、月額3,950円のパッケージとなる。また、スカパー! HDと同様に今夏以降の3D放送を予定しており、3D対応テレビと新しいHD放送対応のSTBを利用することで3D視聴も楽しめる。

 スカパー! 光パックHDで視聴できるHDチャンネルは、GAORA HDや、J sportsのHD 3チャンネル、日テレG+HDなどのスポーツ系や、ムービープラスHDやチャンネルNEO-HDなどの映画、MUSIC JAPAN TV HDやMTV HDなどの音楽、アニマックスHDなどのアニメ、FOX HDやAXN HDなどの海外ドラマ、ディスカバリーチャンネルハイビジョンなどのドキュメンタリー等。

 今回開始するハイビジョン放送は、従来のスカパー! 光のSD放送に新しいメニューとして追加する。すでにスカパー! 光に加入している場合は、新たな加入料や基本料は必要ない。ただし、視聴のためには、「スカパー! 光HDチューナー」が必要となり、このチューナのレンタル料金は月額630円となる。

 同チューナではHD/SDの双方が受信可能なほか、地上デジタル放送の受信にも対応。またEthernetを使ったPPV視聴履歴収集にも対応する。録画機能としてDLNAとDTCP-IPを使った「スカパー! HD録画」にも対応し、対応のLAN HDDやレコーダと組み合わせることで、ハイビジョン録画に対応する予定。


(2010年 3月 19日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]