ソニー、カード式ラジオプリセットCDラジカセの新モデル

-アナログテレビ放送音声受信機能を省略


CFD-A110

6月21日発売

標準価格:オープンプライス


 ソニーは、カード式ラジオプリセットを採用したCDラジカセ「CFD-A110」を6月21日に発売する。価格はオープンプライスで、市場推定価格は2万円前後。

 2003年に発売された「CFD-A100TV」から、2011年7月24日の地上アナログテレビ放送の停波を前に、アナログテレビ放送音声受信機能を省いた後継モデル。それ以外の仕様は、CFD-A100TVと同じ。

 特徴的なのは、専用のラジオプリセットカードを用いて、チューニング設定を簡便化した「カード式簡単ラジオプリセット」機能を搭載したこと。標準で国内14地域の専用ラジオプリセットカードが同梱されており、「関東1」などといった居住地域ごとのカードをセットするだけで、放送局の選択が自動的に行なわれる仕組みになっている。

 カード式ラジオプリセットのほかにも、「カラオケやお稽古用の生録音もしたい」という声に答え、内蔵マイクに加え、外部マイク入力端子を装備。そのほかにも、日本語表示ボタンを機能ごとに独立させて配置したほか、押した感覚が指先に残る「ソフトタッチボタン」を採用している。

 ボディカラーはゴールドのみ。チューナはFM/AM/TV対応で、マニュアルでの設定局数は各7局。CD部はCD-R/RWの再生にも対応する。スリープ機能は60分固定。スピーカーは、2W×2ch。マイク入力(モノラルミニ)、ヘッドフォン端子(ステレオミニ)などを装備している。

 単1電池×6本での駆動が 可能。ワイヤレスリモコンも付属する。本体サイズは、356×230×172mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.2kg。



(2010年 5月 18日)

[AV Watch編集部 古川 敦]